背中や肩、デコルテにできるニキビが気になる、なんとかしたい! 赤みやプツプツ、ニキビ跡のないつるんとした肌になるには何を気をつければいいの? どんなアイテムでケアをすればいいの? と感じている人も多いのではないでしょうか。今回は、エステティシャンである筆者がキレイな背中を作るアイテムとケア法についてご紹介します。
Contents 目次
赤みやプツプツ…背中や体のニキビができる原因は?
顔にできるニキビは、生活習慣やスキンケア不足による乾燥、ターンオーバーの乱れによって角質が厚くなり、毛穴がふさがれることで皮脂づまりとアクネ菌の繁殖によって炎症が起きます。
一方で、背中や体にできるニキビは、汗や皮脂、肌の乾燥、摩擦による刺激、不規則な生活、睡眠不足、食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、紫外線が主な原因。角質の肥厚や過剰な皮脂分泌をくり返すことで、人間の皮膚に存在する常在菌である黄色ぶどう球菌や真菌が増殖し、毛穴の中に侵入することで炎症が起き、毛穴にプツッと角栓がつまったようなものから、赤く炎症したもの、皮脂が酸化して黒くなったものになります。
※背中(体)ニキビの要因
※「背中ニキビ」の原因・症状・対処方法について
背中ニキビを作らないための日常習慣
背中や体のニキビができてしまう原因は、意外と何気なく過ごしている日々の習慣の中にひそんでいる場合もあるので見直してみましょう。
・汗をかいたあとはそのまま放置せず、汗をふきとったりシャワーで汗を流す
・肌にやさしいボディソープや石けんを使い、ゴシゴシ洗わず泡でやさしく洗う
・シャンプーやトリートメントなどの洗い残しのないようにする
・皮脂づまりが起きやすい場合は2週間に一度ほどのペースでスクラブによって古い角質をケアする
・お風呂上がりは肌が乾燥しないように保湿ケアを行う
・衣類の繊維など肌に直接ふれるもので摩擦していないか見直し、肌にやさしいものをとり入れる
・一定の起床や就寝時間を心がける
・バランスのとれた食事を意識し、脂質や高カロリーなものを控える
・日焼けなど紫外線から肌を守る
・ストレスをため込まず、リフレッシュできる時間を作る
背中ニキビケアにおすすめアイテム2選
ここでは、私が背中ニキビ予防に使用している2アイテムを紹介します。
赤みのある背中ニキビ、乾燥ぎみの肌におすすめ!
背中ニキビの原因のひとつである「乾燥」から肌を守るには、お風呂上がりの保湿ケアをとり入れ、新しい背中ニキビを作らない、できてしまったニキビを悪化させないことが大切。おすすめは「ラッシュ ティーツリーウォーターミスト」。
肌を清潔にし、トラブル予防することでも有名なティーツリーが配合されている化粧水で、ほかにも肌を清潔にするジュニパーベリーやビタミンが豊富なグレープフルーツも配合されています。
ミストタイプになっていて、ケアしずらい背中にも使いやすい。アルコール成分が入っていないため肌にもやさしいことが特徴です。
さっぱりしてみずみずしいテクスチャーで、すーっと肌になじむこと、ほんのりと香るすっきりした樹木系のティーツリーの香りです。
シュッとミストするだけなのと、ベタつかない使用感、毎日のお風呂上がりの保湿ケアにぴったりです。
ポロっととれる皮脂、ザラザラ角質をなめらかにしたい!
スペシャルケアにおすすめ!
背中をさわったときにポロっととれる皮脂づまりや、小さなプツプツ感が気になる、ニキビ跡をなんとかしたい人におすすめなのは「クナイプ スイートアーモンドシュガースクラブ」。
天然植物オイルと砂糖からできたシュガースクラブで、不飽和脂肪酸やビタミンEや、肌にうるおいを与えるアーモンドオイルが配合されています。
毛穴に詰まった皮脂や古い角質を落とすことで、つるんとなめらかな肌ざわりにすると同時にターンオーバーを促し、ニキビ跡の解消にもおすすめ。
スクラブ粒子が大きめなので、赤みのニキビがあるときは使用せず、ポロっととれる皮脂や古い角質のあるとき、2週間に1回ほどのペースでとり入れるのがおすすめ。洗い流したあと、しっとりとするので乾燥予防にもなります。
背中のニキビを作らないためには、日々の習慣を見直し、お風呂上がりの保湿ケアやスペシャルケアをとり入れて、ニキビができにくい肌環境を作ってみてくださいね。