今やスキンケアにおいて、マストアイテムとなった「美容液」。ですが、最近よく聞くブースターと呼ばれる「導入美容液」との違いはご存じでしょうか? 今回はこの2つの違いと選び方について、美容家の木土さやさんに教えていただきました。
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美容液と導入美容液の違い
「美容液」とはその名の通り、肌への有効成分がギュッと詰まったもので、例えるなら栄養ドリンクのようなもの。肌の悩みにピンポイントでアプローチしてくれる役目を果たしてくれるアイテムです。
使うタイミングは、化粧水のあとが一般的。メーカーによってお手入れの最後を推奨している場合もあるため、このタイミングは必ずしも決まっていません。
一方で、「導入美容液」とは、肌をやわらかく整え、あとから使う化粧水や乳液の浸透力を高めるための、道すじ作りの役目をするものです。
使うタイミングは、洗顔後すぐ。お手入れの最初に使うものになります。
どちらか一方をとり入れるだけで肌のコンディションがアップすることから、スキンケアにおいて昨今では欠かせないものになりました。
選び方としては、現状のスキンケアにおいてベースとなる基礎化粧品にイマイチ効果を感じきれていない場合、導入美容液を使ってみることをおすすめします。
具体的な肌の悩みに特化したケアをしたいときには、美容液を使ってみることをおすすめします。
おすすめの美容液
マスク生活において、肌のトラブルがなかなか改善されず肌の回復力が弱まっていると感じている人には、ターンオーバーを正常に戻し、細胞の成長を促す働きがあるEGF含有配合カプセルと植物幹細胞由来成分が配合された「リッツ リバイバル オーバーナイトセラム」がおすすめです。
植物幹細胞は人の幹細胞を守り、その力を引き出してくれるんですよ。
使うタイミングは夜。スキンケアの最後に使います。
とろみのあるジェル状のテクスチャーは、肌にのせた瞬間にツヤ感がアップ! エステを受けたあとのような、プリプリとした弾力を与えてくれます。
おすすめ導入美容液
肌の回復力が弱まっていることで、ふだんお使いの基礎化粧品の使い心地に不満を感じている人も多いはず。
そんな人には、化粧水の浸透を格段にアップしてくれる「ファミュ ローズ ソフトナー/導入美容液」がおすすめです。
「ファミュ」は、花たちが持つ美しさのエッセンスをコンセプトに、フラワーセラピーの哲学とサイエンスの融合から誕生した、韓国発のコスメブランド。
ダマスクローズのフローラルウォーターと、ヒアルロン酸Naが、ごわついた肌をやわらかく、なめらかに整えてくれます。そして、何といっても香りがものすごくよくて、ふんわりとしたローズの香りが、まるでお花畑にいるような幸福感で包んでくれます。
たんにスペシャルケアとしての役目を超えて、ふだん使っているスキンケアアイテムの不満を解消してくれるのが、導入美容液だったのです。ぜひ使い分けしてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣