朝晩と日中の寒暖差が激しくなる今の季節は、ちょうど夏の疲れが肌に出てくる時期。肌の乾燥に悩まされやすく、まさに肌が常に枯渇している状態です。ただし、肌が水分を欲している状態といっても、ただ水分を与えるだけではなく、与えた水分を肌にしっかり貯水できるような状態に導くような化粧水を使って、効率的に水分チャージをしましょう。今回は、美容家の木土さやさんがおすすめする化粧水3本をご紹介します。
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リッツ リバイバル セラムローションE
夏に浴びた紫外線ダメージの蓄積や、季節の変わり目による乾燥、水分バランスの乱れなどを一掃し、肌体力の底上げをはかってくれる1本が「リッツ リバイバル セラムローションE」。植物幹細胞由来成分が配合されたエイジングケアラインの化粧水です。
エイジングケアラインには、およそ4か月腐らないリンゴ、“ウトビラー・スパラウバー”の実から抽出培養したリンゴ幹細胞エキスに加え、シープラント幹細胞、パワープラント幹細胞といった3つの植物由来幹細胞と、さらに肌の引き締め効果のあるパッションフルーツエキスを配合しています。ただ水分を与えてくれるだけでなく、しっとりとしたうるおい感が長時間持続。保湿後はまったくベタつかないのに、肌の内側はもっちりと水分のヴェールで包まれているかのようで、ふっくらしたハリと弾力をかなえてくれます。
顔だけでなく、乾燥によるダメージや肌年齢の出やすい手もとのお手入れに使用すると、そのすごさをより実感できるはず! 私は1日に何度もハンドクリームを塗り直すほど乾燥肌なのですが、スキンケアのついでに手もとも「リッツ リバイバル セラムローションE」で保湿をしてみたところ、手の甲のキメが整いふっくらとした手もとに! ぜひ試してみてください。
シーラボ VエッセンスローションEX20
肌が乾燥でカラカラになって、くすみも気になるときの救世主には「シーラボ VエッセンスローションEX20」がおすすめです。
即効性があり、肌の中に浸透しやすいビタミンC誘導体のひとつであるAPPSを配合。さらに、美白とシワ改善に効果的なナイアシンアミドや、オリーブ果実エキスなども含まれています。とろみのある化粧水ですが、乾いた肌にのせると、肌がゴクゴクと飲み込むように浸透していきます。使っていると肌のくすみが抜けて顔色がパッと明るくなるだけでなく、気になる毛穴までもがキュッと引き締まってきたのを実感! 気持ちまで明るくなるような柑橘系の香りもお気に入りです。
クレ・ド・ポー ボーテ シナクティフ ローションイドラタントn
乾燥により、目尻やほうれい線のシワといったエイジングサインが目立ち、肌に活力がないと感じる人には「クレ・ド・ポー ボーテ シナクティフ ローションイドラタントn」がおすすめです。
シナクティフは、加齢によって老廃物を排出するリンパ管が消滅(ゴーストリンパ管)するなどの“老化メカニズム”をもとに、ゴーストリンパ管の発生を抑え、修復を補ってくれるエイジングケアライン。なかでも「シナクティフ ローションイドラタントn」は、たった数滴でしぼんだ肌が瞬時によみがえっていくような濃密なうるおいで肌を満たしてくれ、見違えるようなハリを実感できます。肌が内側からふっくらボリュームアップする即効性はまさにお見事! ここぞというときに欠かせない、お守り的な化粧水なんです。少々値段はお高めですが、決して使って後悔はさせない1本です。
ドラックコスメからデパートコスメまで、幅広く教えていただきました。ご予算やお悩みに合わせて、ぜひ使ってみてくださいね。
取材・文/高田空人衣