昨今人気の小さいバッグ。でも、たくさん物が入らないことから、サブバッグとしてもうひとつのバッグを持つ“2個持ち”は、今や当たり前のファッションスタイルです。でも、どうせ持つならおしゃれに見せたいと思いませんか? そこで今回は、スタイリストの筆者がおすすめするサブバッグを「Francfranc2021秋冬モデル」よりご紹介します。
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Francfranc2021年秋冬モデル チュールバッグ
フランフランから2021年秋冬モデルとして発売されたチュールバッグ(税込2,000円)は、全9色。チュール素材の透け感に、刺繍がフェミニンなバッグです。透明のビニールポーチがついているのですが、今期は色と柄が一新されて、ビニールポーチのサイズが以前より少し大きくリニューアルされました。
バッグの大きさは、横が約35cm、縦が約34cm。大容量というわけではありませんが、小さいバッグに入りきらないものを入れる分にはちょうどいいサイズです。チュール素材でシワがついているのが風合いになるため、適当にぐしゃっと丸めてしまっておけるのが手軽。ビニールポーチに入れるのさえ面倒という人でも、くしゅっと丸めてバッグに入れておくのもあり。すぐ使いたい、すぐしまいたいという、いざ使うときの気持ちに寄り添った、とても使いやすいバッグなんです。
イチ推しカラーはブラック
このチュールバッグは、色によって刺繍がまったく異なるので、それぞれまったく違う表情が出るのが特徴です。これがどれにしようか選ぶ楽しみでもありますが、バッグ単体としてただかわいさを求めるのではなく、今回のテーマである“サブバッグ”としてオシャレに見せる目的があるなら、色はブラックをおすすめします。
ブラックをおすすめする理由。ひとつは、季節感です。チュールバッグという透け感のある特性上、明るめの色は春夏のイメージに偏りがちで、秋冬のお洋服と合わせるとミスマッチになりやすいんです。
ふたつめは、コーディネートのしやすさ。秋冬のお洋服は、ダークカラーに偏りがちな人が多いのではないでしょうか。主役のバッグや靴もダークカラーが多いかもしれませんね。そういったことを踏まえると、ブラックのチュールバッグは“サブバッグ”として持ったとき、お洋服やバッグと合わせた時の統一感が得られやすく、結果としてオシャレに見せやすいのです。
刺繍に使われているカラーが、ホワイトとブラウンというベーシックカラーの2色にしぼられているところもポイント! ベースのカラーだけでなく、ポイントカラーとしてバッグに使われている色と同じ色味のバッグと合わせると、とても統一感のあるコーディネートができます。洋服もなんでもそうですが、単体のかわいさだけで選ぶと、コーディネートとしていざ合わせたときに“なんだか変”ということに陥りやすいんです。常にほかのものと合わせることを考えて選ぶと、そういった問題に陥ることなく、コーディネートもしやすいですよ。
フランフランの秋冬モデルのチュールバッグ。ぜひコーディネートにとり入れてみてくださいね。