秋冬になるといつにも増して「肌の乾燥」「足先や手先の冷え」「ふくらはぎのむくみ」を感じる人も多いのではないでしょうか。今回はエステティシャンである筆者が乾燥、冷え、むくみを長引かせないために入浴前後にとり入れていることについてご紹介します。
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冬に感じる乾燥、冷え、むくみの原因は?
冬は1年の中でも空気が冷たく乾燥し、寒さをやわらげるために暖かい素材の衣類を着用したり、1日中暖房やヒーターにあたる、お風呂のお湯の温度を高めることもあるでしょう。
空気が乾燥していると肌の水分が奪われやすくなり、肌が乾燥する、つっぱる、カサつく、ひび割れると感じますが、この乾燥した肌状態のまま、暖かい素材の衣類、暖房やヒーターの効いた室内、熱めのお湯に肌がふれるとより乾燥を加速させる原因にもなります。
また、寒さによる血行不良や運動不足が続くと、足先や手先などの冷えやむくみを感じやすくなります。
体調を崩さないためにも暖をとることも大切ですが、乾燥、冷え、むくみを長引かせないために入浴の前後でできるケアをとり入れてみてください。
乾燥、冷え、むくみ対策インバス・アウトバスケア
1日の終わりのお風呂タイムにできることをご紹介します。
体を洗う際に使用するボディソープは洗浄力が強すぎると、乾燥した肌がさらに水分や皮脂を奪いやすくなるため肌にやさしいもの、うるおいケアのできるものを選びましょう。
私は、肌の水分保持をしてくれる植物由来のセラミドやウチワサボテン、シアバターが配合されている「ダイアンビートゥルー ボディソープ」愛用しています。
ボディソープは2種類あり、「HEALTHY」(マイルドモイスチャー)はシカ(ツボクサエキス)が配合されていて、みずみずしくうるおいのあるさっぱりした仕上がりです。バジル精油とフルーティーローズのさわやかなパワーグリーンサラダの香りです。
「RELAX」(リッチモイスチャー)はオートミール成分が配合されていて、しっとりもっちりした仕上がりです。ジューシーなグレープフルーツとフレッシュなセロリが合わさったさわやかなリラックスベジーの香りです。
香りの名前がユニークですよね。
ボディソープは手にとったときはジェルっぽいテクスチャーですが、ふわふわの泡立ちで、肌を包むようなやさしい使用感です。
洗い上がりもベタつかずさっぱりしていてつっぱり感はなく、きちんと汚れも落としてくれるので肌がワントーン明るくなったのがわかります。
湯船に浸かる際もお湯の温度は高くしすぎないようにし、肌の保湿、血行促進効果のある入浴剤を入れます。
私のお気に入りは、リラックス効果のあるトゥルーラベンダー精油の香りがする「ブルーラバンド ミネラルバスソルト」です。
ミネラルたっぷりの海塩、保湿成分を高める3種の海藻成分が入っているので、ラベンダーの香りを堪能するようにゆったりと入浴しながら足先や手先をほぐし冷えた体を温めています。
お風呂上がりにタオルでやさしく水気をふきとったら、衣類を着る前に「ダイアン ビートゥルー ボディミルク」で保湿ケアを行います。
ボディソープと同じくセラミド、シアバターが配合されていて、種類も2種類あり香りも同じです。コクはありますが、みずみずしいミルクタイプで、するっと肌になじんでベタつかない使用感です。ポンプボトルタイプで大容量なので、全身ケアにおすすめです。
衣類を着て、リラックスタイムにもう一度ボディミルクを手にとりマッサージを行います。
入浴中に行っている足先のマッサージをご紹介します。マッサージはやり方を覚えたら入浴後に行ってもいいです。
1.足裏のつまりをほぐす。
2.指を1本ずつ伸ばしながらマッサージする。
3.指の側面を使って足首周りを下から上に流す。
4.親指の腹でふくらはぎのうしろを下から上に流す。
このように秋冬の乾燥、末端の冷え、むくみなどを長引かせないために、洗い方やふきとり方、肌にやさしいアイテムなどをとり入れながらボディケアをしてみてください。