ガードルは、年配女性のためのもの?
いえいえ、そうではないということを、先日『ガードルの正しい選び方』にて、ボディコンサルタントの中島絹代さんに教えていただきましたが、今回は、ガードルの本当の役割について教えていただきます。
ガードルをいつもはいているという人も、ガードルをはいたことがない人も、ガードルなんて絶対不要だと思っている人も、目からウロコのガードルの本当の役割、ぜひご覧ください。
Contents 目次
ガードルは、コレに歯止めをかける
体重は変わらないのにボディラインは確実に変化…。年齢と共に、女性の体は刻一刻と変化します。
特に下垂! 垂れるのはバストだけではなく、実はお腹やヒップも下垂するのです。
こんなことはありませんか? 「以前は似合っていたパンツが、なぜか今は似合わない」「いままで着ていた服の印象が、微妙に違う」。
こういったサインは、すべて知らず知らずのうちに、下垂が進んでいるため。
そんな時、ガードルが実は即効性の高い、強い味方になります。
「ガードルをはくことによって、体型の崩れを瞬時に解決して、ボディラインを整える役目を果たしてくれるのです」(中島さん)
だからといって、これは厳禁
体型の崩れを瞬時に解決してくれるのが、ガードルということを知ったがために、理想の体型に近づきたくて、無理して自分の体型に合わないきついものを選ぶことは、必ず避けてください。
「ガードルの正しい選び方」で伝えたように、体に合わない小さいサイズのガードルをはくと、逆効果になります。
「きついガードルをはくことによって、逆に体型を崩してしまうこともあるのです」(中島さん)
ガードルって、こんなに高機能!
ガードルには、冷え対策という役目もあります。
ショーツ一枚よりも、断然ガードルをはいたほうが、太もも、腰まわり、お腹まわりの保温効果は上がります。
冷えは女性にとって大敵ですので、なるべく体を冷やさないほうがよいということは、みなさんご存じだと思います。ガードルをはいて、冷やさない対策をすることで、むくみの軽減にもなります。
また、機能性のあるガードルを選ぶことによって、骨盤を安定させて正しい歩行を促せたり、姿勢を整える助けになるガードルもあります。
「ガードルは、今自分が抱えている体の悩みを、解決に導く1枚にもなるのです」(中島さん)
ガードルの本当の役割を知ると、冷房や冷たい飲み物、食べ物で体を酷使するこれからの時期こそ、必要になることが分かりますよね。
ブラジャーやショーツだけでなく、ガードルもぜひ見直してみてくださいね。
取材・文/高田空人衣