夏に大活躍するTシャツですが、シンプルなアイテムだからこそカッコよく着こなすのが難しかったりしませんか。そこで、パーソナルスタイリストの橋本ワコさんに骨格診断に基づいた自分に似合うTシャツ&フィットネスウエアの見つけ方を教えていただきました。6月15日に開催された、FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTTE」のオンラインクラスからレポートしていきます!
Contents 目次
ボディタイプを診断してみよう
「洋服を選ぶ際に似合う洋服の目安となる診断方法には、骨格診断やパーソナルカラー、顔タイプ診断などがあります。みなさんも目にしたり、実際に診断してみたこともあるのではないでしょうか。こうした診断を用いるとなぜいいのか、というと“やせ見えできる”“垢抜けて見える”という効果があるからなんですね。今回の骨格診断は、骨格を見て、ストレート、ウェーブ、ナチュラルという3タイプに分けるのですが、じつはとても判断に迷っている人が多いです。先生によって、ストレートといわれたり、ナチュラルとウェーブの中間といわれたり…ということも多々あります。今回は私が7〜8年格闘して得た診断のチェックポイントもお伝えしようと思います」
それではさっそくご自身がどのタイプか診断してみましょう! 3タイプのチェックリストは以下になります。
〈ストレートタイプ〉
体に厚みがあり、上重心が特徴
チェックポイントは
・後頭部が出ている
・首は短めの人が多い
・鎖骨が目立たない
・胸元の厚みやハリがある
・二の腕外側に筋肉がつきやすい
・腰の位置が高い
・太ももの筋肉が張っている
・ひざの皿が小さく、目立たない
・太ももに比べてふくらはぎが細い
〈ウェーブタイプ〉
体に厚みがなく薄い、下重心
チェックポイントは
・後頭部が絶壁ぎみ
・首はどちらかというと長い、細い
・体が薄い
・筋肉がつきにくい
・バストの位置に高さを感じない
・腰の位置が低め
・手首の骨の形が平べったい
・ひざの皿がぽっこり出ている
・骨に太さを感じない
〈ナチュラルタイプ〉
関節や骨格の大きさに特徴がある
チェックポイントは
・鎖骨が目立つ
・首は長い
・体は薄くても肩のラインがしっかりしている
・顔、体のどこかに骨感を感じる
・ヒップが出ていない
・手が筋張っている
・体の割に手足が大きい
・ウエストが目立たなくくびれも少なめ
・極端に太らない
タイプ別の似合うTシャツとは?
〈ストレートタイプ〉
「ストレートの方はシンプルでジャストサイズなもの。普通のお洋服でもツヤやハリのある素材が似合うのですが、Tシャツも良質な素材を選ぶといいですよ。私もストレートタイプなのですが、今年買ったのが無印良品のメンズのTシャツで、確か1000円以下だったと思いますが、デザインも首回りもピッタリでした。特に首もとの襟ぐり(リブ)の太さは重要なポイントで、ストレートさんは1.5〜2㎝くらいのものがもっともよく似合います」
今年のトレンドのロゴTシャツもかっちり目の文字を選ぶと似合いやすく、裾の長さは腰骨よりも3〜5センチ長いものがおすすめ。
〈ウェーブタイプ〉
「ウェーブの方は、シャツよりもブラウスという感じでかわいらしい格好がお似合いになるタイプです。日本人に一番多いと言われているタイプで、プチプラアイテムが高見えするお得なタイプでもあると私は思っています。ストレートの方が着ると、少し体操着っぽくなってしまう厚手タイプのユニクロのTシャツもウェーブさんにはぴったり。ひとつ小さめのサイズを選んで、ウエストがキュッとして見えるギャザースカートと合わせてもかわいいですね。襟ぐり(リブ)の太さは2〜2.2センチを目安に選ぶといいでしょう。また今年はクロップド丈のトップスがたくさん出ていますが、大人の女性でもへそ下くらいものであればキレイに着られますし、お似合いになるので、ぜひ選んでみてください」
ハイネックや首もとにデザインのあるもの、レースをあしらったものなど、かわいらしい雰囲気のものを選ぶと失敗しにくいそう。
〈ナチュラルタイプ〉
「ナチュラルタイプはざっくりした素材、オーバーサイズなど今っぽいリラックスした雰囲気のお洋服がお似合いになるタイプです。ブランドでいうとちょうどZARAのようなイメージ。今の時期は麻や洗いざらしのコットンもカッコよく着られますし、3タイプの中でTシャツが一番似合うタイプです。首がつまったデザインが似合うと言われていますが、厚めの素材で、少し大きめサイズで鎖骨が見えるVネックのようなものもおすすめです。骨感があるので手首にブレスレットをしてもいいですね」
ドルマリンスリープやドロップショルダーなどゆったりしたデザインやナチュラル感のある素材が選ぶポイント。カッコいいイメージで着こなして。
ぜひTシャツを購入する際に参考にしてみてくださいね。ワコさんが挙げてくれたポイントもチェックして買ってみると、似合うTシャツの醍醐味が実感できるはず。次回はフィットネスウエアの選び方をお伝えしていきます!
文/庄司真紀