夏は薄着になることで、さまざまな悩みが出てくるもの。そのひとつが“下着問題”ではないでしょうか。うっかり下着が見えている、透けてしまっている状態は、だらしなく見えてしまうし、それを他人から指摘されたときには恥ずかしさもありますよね。そこで今回は、薄着の季節のお困りごと、下着問題を回避する方法をスタイリストの筆者がご紹介します。
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透けにくい、見えにくい下着の選び方
まずは大前提として、サイズの合った下着を選びましょう。
サイズが合わない下着とは、ブラジャーのアンダーが体に食い込んでいたり、ショーツの足ぐりがヒップに食い込んでいる状態です。
ブラジャーのライン、パンツのラインといった見せたくないラインは段差が原因。下着が体に食い込むことで段差が大きく出るため、それがラインとして目立つのです。
とくにショーツは小さいものを選びがちですので、いつもよりワンサイズアップしたものを目安に着用しましょう。ブラジャーは、ホックの位置をワンランクもしくはツーランク広めにずらしてみてください。
次に下着のデザイン。下着自体も段差がないもの、とくにウエストと足ぐりのゴムがくっきりと出ていたり、レースなど段差の出る装飾がついていないものを選びましょう。
透けにくいおすすめカラー
透けにくい色といえば、モカやベージュが定番ですよね。
たしかにこの2色は透けることを防ぐことができますが、肩からこの色のブラジャーのストラップがうっかりと見えてしまったとき、いちばん下着らしさがでてしまうし、“おばさん”ぽくも見えてしまう、惜しいカラーです。
そこで、透けにくいカラーとして、レッド・グレー・ラベンダーをおすすめします。
まずはレッド。ピンクに近い淡いレッドではなく、真紅という名にふさわしい真っ赤なカラーはじつは透けにくいんです。もしくは、ボルドーといって黒味の強いレッドも透けにくいのでおすすめです。
次にグレー。衣類には汗問題で夏には不向きの対象にされがちですが、下着にはグレー、とくに薄いグレーが透けにくいという点でおすすめなんですよ。
透けにくいだけでなく、ストラップ問題に関しても、下着に見えにくく、上に重ねるベーシックカラーのインナーの肩ひもと同化しやすいため、悩みを解決しやすいカラーでもあります。
最後にラベンダー。裏地のない白いパンツやスカートをはくときにぜひお試しください。ラベンダーの透け回避パワーがとてもわかりやすいです。
うっかりブラ見えは、これを意識して回避
ブラのストラップを見せたくないのに見えてしまう問題。これを回避する方法として、先ほど少しふれましたが、インナーと同化させる方法をおすすめします。これは、上に重ねるインナーの肩ひもと、ブラジャーのストラップの色を合わせるということです。色を合わせることで、あからさまにブラジャーのストラップとはわからなくなりますよ。