みずみずしくうるおった肌、キメの整った肌、乾燥や肌荒れ、ニキビなど肌トラブルをなんとかしたい、将来のシミやシワを予防したいと感じる人も多いのではないでしょうか。 整った肌やなりたい肌に近づけるためには基本ケアに加えて肌に必要な美容成分を補うことが大切です。
今回はエステティシャンである筆者が自分の肌にあった美容液の選び方とおすすめ美容液についてご紹介します。
Contents 目次
自分の肌質に合わせた美容液の選び方
美容液を選ぶ際、どんな理由で選んでいますか?
効果や目的別、自分の肌質に合わせた美容液の選び方をご紹介します。
使いたい美容液がいろいろあって迷ってしまう場合は、次の3ステップを参考にしてみてください。
STEP1 自分の肌タイプを知る
【敏感肌】アレルギー肌で季節の変わり目などになると肌荒れ、赤みなどが出やすい。
【乾燥肌】水分が少なく肌表面が乾いたような質感、毛穴は目立ちにくく、うるおいが持続しにくい、秋冬には粉がふいたり、皮がめくれやすい。
【混合肌】おでこ、鼻、あご周りなど部分的にテカリやすいが、ほおやフェイスラインは乾燥しやすい、鼻まわりの毛穴の開きが目立ちやすい。
STEP2 どのような肌にしたいかを決める
例)
・季節の変わり目になると肌荒れしやすいため安定した肌にしたい
・みずみずしくうるおった肌になりたい
・ほおや鼻まわりの毛穴を引き締めたい
・目もとのシワが目立つようになってきた
・年齢とともに減ってきたハリ感を高めたい
・ニキビ跡や将来のシミを予防したい
など
STEP3 美容液を選ぶ、エステティシャンおすすめ美容液
美容液とは肌に不足しがちな美容成分を補うもの。
どういった肌にしていきたいかによって美容成分の選び方が変わります。
【敏感肌向け】
敏感肌は季節の変わり目になど肌が不安定になりやすいため、バリア機能を保護する成分や保湿成分が入っているものを選びましょう。
「シーボン アセンディングエッセンス MDS」はヒト型セラミド、シソエキス、抗炎症成分のアラントインが配合されています。
みずみずしいセラムタイプで保湿や保護、肌荒れ予防に効果的です。
肌に元気を与えたい場合は「ビービーラボラトリーズ 水溶性プラセンタエキス 原液」がおすすめです。
アミノ酸やミネラルを豊富に含むプラセンタが肌の栄養剤となり、肌のコンディションを整えます。テクスチャーはサラッとしています。
【乾燥肌向け】
乾燥肌はうるおいが持続しにくく、逃げやすい環境であり、乾燥による細かな線のようなシワにも注意が必要です。
水分を抱え込むヒアルロン酸、コラーゲン、プロテオグリカンなどが含まれているものを選びましょう。
乾燥肌でカサつきや荒れを感じやすい人におすすめなのは「ユリアージュ シカデイリーセラム」です。
温泉水をベースに肌荒れを整えるツボクサエキス、ヒアルロン酸が配合されています。とろみがありますがベタつきにくく、肌をみずみずしく整えます。
化粧水だけでは保湿力が物足りない、だけどベタベタするのは苦手という人には「シーボンCHエッセンス MDS」がおすすめです。
6種類のヒアルロン酸、あまりなじみがない成分ですが保湿成分のリピジュア、スクワランなどのうるおい成分がたっぷり配合されています。なめらかな化粧水のようなテクスチャーで使い心地もいいです。
【混合肌】
混合肌は水分と皮脂のバランスから部分的なザラつきやゴワつきを感じやすいため角質の状態や肌代謝を整える必要があります。
そういった肌には「ナノアクア ブライトアップセラム」がおすすめです。
化粧水で肌を整えたあと、濃密泡によって硬くなった角質をほぐしながら美容成分が浸透します。 週に1、2回くり返し使うとなめらかな肌質に整います。
【年齢肌】
目立った肌トラブルはないものの、昔に比べて肌にうるおい、ハリなどの元気がないと感じる年齢肌の場合、保湿成分とエイジング成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
「シーボンMEエッセンス MD」は保湿成分のヒト型セラミド、スクワラン、イブニングプリズムローズエキス、油溶性ビタミンC誘導体、天然ビタミンEが配合されたものです。
乳液のような感じですが乳液ほどベタつきなどはなくサラッとしたテクスチャーで、肌を底上げするようなリッチな使用感です。
このように肌の悩みを感じるけど何を選べばよいのかわからないという人は、自分の肌のタイプ、どんな肌に変えていきたいかなどで美容液を選んでみてください。