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一番スタイルがよく見えるウエアは? 骨格診断でわかる自分に似合うフィットネスウエアの見つけ方
デザインや柄などフィットネスウエアも多種多様で、「かわいい!」と思って買ってみても、あまり着用回数が少ないアイテムもあったりしますよね。じつはお洋服と同じように骨格によって似合うもの・似合わないものがあるんです。そこでパーソナルスタイリストの橋本ワコさんに骨格診断に基づいた自分に似合うフィットネスウエアの見つけ方を教えていただきました。FYTTEのファンコミュニティ「Fan!Fun!FYTTE」のオンラインクラスからレポートしていきます。
Contents 目次
ボディタイプを見極めるポイント
「私も運動をするので、フィットネスウエアをいくつも持っているのですが、やはり骨格に合わないウエアは着なくなってしまうことが多いものです。このなんとなく“似合わない”にはちゃんとした理由があるんですよね。骨格診断は見極めが難しい場合があり、そうした場合には手首の骨がひとつのチェックポイントになります。丸みのあるのがストレート、手首全体が平たいのがウェーブ、骨感があるのがナチュラルです。お友だちや同僚の方の手首を見せてもらうと、意外と骨格のタイプによって違うということがわかるので、ぜひ見せてもらうといいと思います」(橋本ワコさん)
骨格のタイプにより似合うフィットネスウエアも変わってきますが、特にウエアを選ぶ際に気をつけたい身体特徴は以下のようなものがあります。
〈ストレートタイプ〉
・肩幅がしっかりしている
・首が短い
・太ももの前側が張っている
〈ウェーブタイプ〉
・首が長い
・上半身が華奢に見える
・太ももの外側が張っている
〈ナチュラルタイプ〉
・年齢を重ねてもボーイッシュな体型
・ヒップに厚みがない
骨格タイプ別の似合うフィットネスウエア
〈ストレートタイプ〉
トップス
「ストレートタイプの方は、素材はそれぞれの機能性で選んでいいのですが、できるだけ首もとが開いたベーシックなデザインで直線的なものが似合います。ノースリーブタイプの場合は肩幅が8〜10センチくらいの太めのものを選ぶといいでしょう。肩ひもが内側に入るものは、腕がしっかりと、頑張っているように見えるので特に注意が必要です」
ボトムス
「ボトムスはアディダスの3本線のようにサイドに直線的なラインが入っているものだと脚がすっきりと見えます。レギンスもフルレングスでおへそくらいのウエストのものがいいでしょう。短パンもシンプルなものが似合いますね。短パンはどのタイプも共通して短めのもののほうが脚が長く見えます」
〈ウェーブタイプ〉
トップス
「ウェーブさんの場合は、首が詰まっているデザインでも大丈夫。タートルネック風のデザインやフードがついているものもお似合いです。タンクトップで肩のデザインがアシンメトリーになっているデザインもいいですし、肩ひもが内側に入っているアメリカンスリーブはウェーブさんのためにあるようなデザインです。丈感は短めがよく似合います」
ボトムス
「ボトムスはハイウエストがキレイに着こなせます。太ももの外側が張っているので、サイドにスマホ入れなどがついているレギンスは苦手かもしれません。またカプリパンツが似合うので、レギンスもミモレ丈くらいものもかわいらしい感じになります。ポコポコっとした凹凸のある素材も◯。短パンは裾にデザインがあったり、バレエの短パンのようなイメージでちょっと華やかでフリルがあしらわれているものも似合います」
〈ナチュラルタイプ〉
トップス
「ナチュラルさんは、ワンサイズあげてもいいので、ゆったりとリラックス感のある雰囲気のあるものを選んでみましょう。ほかの人が着ると“サイズが合っていないかな?”と思われるアイテムもカッコよく着こなすことができます。裾がラウンドカットされているものは腰の骨感が生かされてモデルさんのように着ることができます。長袖でもボリュームがあるものや厚手の生地のものを選ぶとオシャレに着こなせます」
ボトムス
「ナチュラルというだけあって、自然を感じさせる柄が似合うので、レギンスはタイダイ柄やボタニカル柄などを選んでもいいですね。ゆったり目にはけるヨガパンツや股下の長いサルエルパンツもよく似合いますよ。短パンではスカートに見えるデザインも似合うので、そうしたものにもチャレンジしてみてください」
フィットネスウエアにも似合う・似合わないがあるというのは初耳という方が多いのではないでしょうか。「若いときはいろいろなファッションにトライできますが、年齢を重ねるとより骨格の特徴が出てくるので、自分の骨格をわかっておくとためになります」とワコ先生。似合うウエアなら、エクササイズのモチベーションもアップするかも⁉︎ これからウエアを選ぶ際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
文/庄司真紀