数年前から世はサウナブームの勢いが止まりません。でも、ブームに乗り遅れているとなかなかその世界に足を踏み入れるのってためらいがちになりませんか? まさにその状況のわたしが、近所のスーパー銭湯で、おそるおそるサウナデビューに挑戦してきました。
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文化の日のお休み、朝起きたら外がとても気持ちのよい天気で、なにも予定がないことを悔やみました。昔は家でぐうたらしている時間こそが至高だと思っていたのですが、最近になってそれがもったいなく感じるようになっていて。もちろん、本を読んだり映画を見たり、調べものをして得られる情報や価値観もたくさんあるのですが、外の世界では予期しない偶然の景色や感情との遭遇があって、そういったものに五感がくすぐられるおもしろみを感じているこの頃です。
結局、文化の日もなにかしようと思い立ち、散歩がてらスーパー銭湯に行ってきました。思っていたよりも遠くて、なんと自宅から1時間弱も歩くことになってしまったのですが、向かう途中の道で、ふかふかしている土の上を歩く心地よさとか、木々の葉が黄色や紅く染まっている美しさだとかを感じたんですよね。家の中では味わえない生きた自然にふれることで自分の内側が少し浄化された感覚がありました。…と、なんとも今回のOmezaはエモーショナルな内容になっていますが(笑)、そんなこんなで幸せな気持ちにぎゅっと包まれながら、ひとりでトライしてきたのが、前々から気になって仕方がなかったサウナ。
もともと一時期、岩盤浴にはハマっていたのですが、サウナにはどことなく敷居の高さを感じていて、大人になってからは一度も利用したことがなかったんです。でも、各方面の著名人なども「サウナはいい!」と発信されている姿を本当によくお見かけします。ミーハーなわたしは、そういった方々を魅了しているサウナの世界にちょっとでも足を踏み入れてみたかったんですよね。地元のスーパー銭湯なら、気軽な感じもしますしデビュー戦にはぴったりです。
サウナに入る前にはまずは自分を清潔にして、お風呂につかり体を温めました。ほかにも、サウナ室に入る前は体をふくなどの事前知識を思い出しながら、常連のような方のあとに続いて入室。
入ってすぐに想像以上の熱さに驚きます。「サウナってこんなに熱かったっけ…?」とビクつきながら、数分じっとしていると、だんだん汗がふきだしてきました。
「熱いけどなんか気持ちがいい。でも顔が熱い…、やっぱり熱い」
サウナには12分計がありますが、わたしは初心者で熱さにも慣れていませんし、ガマンすることは絶対に危険だと思ったので、体調と相談しながら8分でサウナ室をあとにしました。冷たいシャワーで汗を流して水分補給へ。休けいしてもう1セット挑戦するか迷いましたが、ムリは禁物なので、露天風呂を楽しんでサウナデビュー戦は終了。サウナーへの道はまだまだ遠いようです。でも、「ととのう」という感覚とはちがうかもしれませんが、帰り道はなんだか身も心も軽やかになった気がしました! ダンスロックバンドのDISH//さんの『SAUNA SONG』という曲のなかで、「日々で散らかっちまった君を リセット リセット リセットする」という歌詞があるのですが、まさにそういった感じです。また近いうちに行きたい。
そうそう、サウナーのみなさんの間ではおなじみの、オロナミンCとポカリスエットを混ぜ合わせてできたドリンク「オロポ」を飲むことにも憧れていて。いつか、サウナに慣れて楽しめるようになったときには、オロポデビューもしたいと思っています!(編集nano)
Omezaトークとは…
FYTTE 編集部員が、みなさんの朝のお目覚ましになるようなダイエット・美容・健康小ネタをお届けするコラムです。