マフラーやストールなど、巻きものアイテムが手放せなくなる冬がやってきましたね。マフラーやストールで、おしゃれに見える凝った巻き方をしたい! そう思いつつ、実際はどうでしょうか? 朝急いでいて、一刻も早く家を出たいときや出先で鏡もないまま巻くときなど…。日常生活をしていたら、鏡を見ながらじっくり凝った巻き方をするなんてできないのが現実ではないでしょうか。そこで今回は、鏡がなくても、急いでいても実践できる、マフラー・ストールを巻いたときにすてきに見える“基本のき”をご紹介します。
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マフラー・ストールは“小さすぎず、短すぎず”
マフラーやストールを巻いたとき、簡単にステキに見せるためには、どんなマフラーやストールを選ぶか、これがまず大事です。
高価なものや新作であってもダサく見えやすいものや、凝った巻き方をしないと映えないものを選ばないようにするだけで、見た目も使い勝手も格段にちがってきます。
では、どういったものを選べばいいのか。とくに避けたいのは、
薄くてサイズが小さい(短い)もの
厚くてサイズが小さい(短い)もの
この2つです。
選びたいのは、厚過ぎず、サイズが大きい(長い)ものです。
このタイプは、マフラーやストール自体の表情が出やすいため、特別な巻き方をしなくても、ステキに見せやすいんです。
サイズの目安として、ストールの場合、正方形なら140cm四方程度。長方形なら、180cm×70cm前後程度。
マフラーなら、180cm×25cm前後程度がおすすめです。
マフラー・ストールは“たたまない”
上記のような、ベストなサイズ、厚みのマフラーやストールは、首にかけようとするときに、まずは“たたまない”で首にかけてください。
きっちりたたんでしまうと、マフラーやストールそのものの持ち味、つまりは表情が埋もれてしまいます。さらに、巻いたときにみなさんがほしい、“なんとなくステキ”に見えるマジック。これが得られなくなるんです。
イメージは、手でくしゃっとつかんで、そのまま首にかける感覚。たったこれだけで、なんとなくステキに見える、こなれ巻きが作れます。
マフラーやストールはたたまない、これを死守してください。
マフラー・ストールは“巻きつけ過ぎない”
最後は首に“巻きつけ過ぎない”。これが重要です。
首が見えないほど巻いてしまうと、たたんだときと同じで、生地をぎゅっと締めつけてしまうため、マフラーやストールの表情が死んでしまうのです。
首に巻くイメージは、ふんわり。首がちらっと見える程度がポイントです。
締めつけずに巻くだけで、マフラーやストールの生地が立ち、顔まわりを明るく、小顔にも演出してくれます。
適度なゆるさが、“なんとなくステキ”を作ってくれるのです。
シンプルですが、効果は抜群ですよ、ぜひやってみてくださいね。