春の肌は、バリア機能が低下しているうえに、花粉やちり・ホコリなど肌に刺激となる原因に常にさらされています。不安定になりやすい肌には、保湿力の高いアイテムでうるおいをしっかり守るケアが必要です。肌をいたわるようにやさしいタッチで使える、おすすめの保湿アイテムを厳選してご紹介します!
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肌のバリア機能低下+花粉の刺激で肌は不安定になりやすい
花粉が飛び始める時期は、温かな陽気の日もあれば、真冬のように寒い日があり、日々の気温差や朝晩の寒暖差が大きいため体調をくずしやすくなりますね。肌も同じように、トラブルを起こしやすい季節です。
冬の間は肌が乾燥しがちで、肌のバリア機能が低下する傾向があります。やがて春になると、花粉やちり・ホコリ、大気汚染物質などの刺激物質が春風に乗ってやって来て、肌につきやすくなります。
バリア機能が低下した肌は、花粉などの刺激物質から肌を守る力が弱くなっているので、炎症を引き起こしたり、肌の油分と水分のバランスがさらにくずれたりして、肌をすこやかに保つことができなくなってしまいます。
けれどもダメージをうけた肌のバリア機能は、肌内部のうるおいをしっかりと守ることで、回復させることができます。スキンケアは、化粧水をつけて終わり、ではなく、乳液やクリームなど油分を含むアイテムをしっかりと使うことが大切ですよ。
今回は、肌のうるおいをしっかりと閉じ込めてくれるアイテムをご紹介します。デリケートな肌にぴったりの、やさしい使用感にもこだわった3品です。
肌にやさしいタッチの保湿アイテム3選
1.ビービーラボ プラセンミルクエッセンス
こちらは、慢性的な敏感肌や一時的なゆらぎ肌など、肌がデリケートになっている人にも使いやすい、やさしい使用感の美容乳液です。
ブランドの根幹の成分でもあるプラセンタエキスをはじめ、加水分解ローヤルゼリーエキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、グルコシルトレハロース、ヒアルロン酸Na、グリセリルグルコシド、オリーブ果実油、ホホバ種子油など、角質層をしっかりとうるおいで満たす成分がこの1本に充実しています。
容器は、チューブにポンプがついた珍しいタイプで、手軽にプッシュして中身を出すことができます。チューブタイプは、化粧品の置き場所を取らず、引き出しなどに入れて保管できるのが便利ですよ。
中身は、とろっとしたゆるめの乳液です。肌にのばすとすーっと軽くのび、スムーズに肌になじみます。
肌になじませたあとは「あれ、乳液をぬったのだっけ?」と、思わず肌につけたことを忘れてしまうほど、肌にやわらかくフィットする感触です。そのうるおいのみずみずしさが心地よく、デリケートな肌にも負担なく使えるアイテムです。
気温が暖かくなる季節柄、重たいクリームはつけたくないな、と感じている人にもおすすめの乳液です。
2.イニクス アドバンスバリア クリーム
肌にうるおいを閉じ込める力がもっとも高いアイテムはクリームです。普段は乳液までしか使っていないという人は、お手入れの最後にクリームをプラスしてみてください。肌のうるおいにフタをするように働いて、肌がしっとりとした感触に仕上がります。
イニクスは、角質層のバリア機能をすこやかに保つことにこだわった敏感肌ブランドです。年齢を感じ始めた肌の敏感肌ケアに着目したアドバンスバリア クリームは、肌の摩擦によるダメージにも配慮した心地よい感触が特徴のひとつです。
クリームを手にとると、ケーキのホイップクリームのようにとてもやわらかい感触です。肌にのばすと配合されているオイル成分が肌のキメにそって溶け込むようになじみます。
肌の仕上がりは、しっかりとうるおって、肌表面はふっくらとやわらかく、すべすべとしています。べたつきのないクリームなので、乾燥が気になるときは、日中の保湿ケアにも使いやすいですよ。
肌のバリア機能を整えるヒメガマホエキス、甜茶エキス、ヒメフウロエキスに加え、ハリや弾力をケアするヒマワリオイルエキスやコラーゲン、ヒアルロン酸も配合されています。また、肌本来のうるおいに似た成分であるヒト型NMFと吸着NMFを配合し、肌のうるおいをしっかりとキャッチして離さない効果によって角質層の保水力を高めます。
低刺激処方となっているので、敏感肌の保湿ケアだけでなく、ハリ不足などの年齢によるサインが気になる人も、安心して使えるクリームです。
花粉などの刺激物質を肌の中に入れないためにも、クリームを使ったお手入れで肌のバリア機能をしっかりと保ちましょう!
3.イディオ 北海道シカクリーム
こちらは肌荒れケア成分として人気のシカ成分(ツボクサエキス)を配合した、国産のシカクリームです。北海道という名がつく通り、北海道由来の自然成分もたっぷりと配合されていますよ。
日本人の敏感な肌質に合わせて作られたシカクリームで、ツボクサエキスと、ヒト由来のヒト幹細胞エキスのダブル処方が特徴です。今すぐなんとかしたい肌荒れケアと、エイジングケアを同時にできるアイテムです。
マデカッソシドやカミツレ花エキス、イタドリ根エキスなど、北海道由来の16種類の植物成分が入っています。また、北海道産の鮭卵巣膜から抽出したマリンプラセンタも配合されていて、肌をしっかりと保湿してくれます。
容器はジャータイプとチューブタイプがありますが、スパチュラを使わなくて済むという使い勝手を考えて、チューブタイプをセレクトしました。
中身のクリームはこっくりとしていて、かためのリッチな感触です。使う前は「重たいかな?」と思いましたが、肌になじませてみると、するっとやさしいのびで、驚くほどぴたっと肌に密着します。
余分な油分が肌の上に残らないので、ベタつきません。乾燥した肌の表面がなめらかに整うので、朝のメイク前に使用すれば、ベースメイクの仕上がりがよくなりますよ。
私は日中もバッグに入れて持ち歩き、鼻をかみすぎるとティッシュとこすれてかさつきやすい、小鼻周辺の部分を保湿するアイテムとしても使っています。少量ならメイクの上から使ってもよれにくいので、日中の乾燥対策用としても使ってみてくだいね。
本格的な春に向かうにつれ、空気の乾燥に加えて花粉の飛散や寒暖差など、肌にとって過酷なシーズンとなりますが、やさしいタッチの保湿アイテムで、うるおいをしっかり閉じ込めるケアをして乗り切りましょう!