最近SNSなどでも見たり聞いたりすることが増えた「レチノール」ですが、いまいち何に効果的なのかわからない、どういった肌悩みに向いてるの? と感じている人も多いのではないでしょうか。
今回はエステティシャンである筆者がレチノールの特徴やレチノール配合のおすすめスキンケアについてご紹介します。
Contents 目次
シワ改善に認められた成分「レチノール」。どんなケアができるの?
レチノールとはビタミンAの一種で、日本では2017年に医薬部外品として厚生労働省に認可されています。
レチノール配合のスキンケアは肌のキメの整え、角質のゴワつきの整え、ターンオーバーの促進によるくすみケア、ニキビケア、コラーゲンやエラスチンの生成を促進しハリ、弾力を高める、紫外線ダメージによるシワ、シミ、たるみなど光老化の予防に効果的と言われています。
レチノール配合のスキンケアは「キメ細かな肌、なめらかな肌になりたい」「季節の変わり目、ホルモンバランスによる肌荒れを落ち着かせたい」「肌のハリや弾力を高めたい」「将来のためにエイジングケアをしたい」と感じている人におすすめです。
エステティシャンおすすめ!レチノール配合スキンケア3選
あらゆる悩みを感じる、本格的なエイジングケアをしたい人に
肌のなめらかさやくすみなども気になるけど、年齢とともにハリや弾力が減ってきたと感じる、将来のためにエイジング予防をしたい人には「チューンメーカーズ レチノール誘導体」がおすすめです。
「チューンメーカーズ レチノール誘導体」は原液タイプの美容液です。
レチノールは不安定な物質であるため、誘導体をカプセル化して肌に浸透しやすく、安定したまま届けることができます。
さらっとしたテクスチャーで肌なじみもよくベタつきなどもありません。
クレンジング、洗顔後、化粧水で肌を整え、レチノール誘導体を2〜3滴ほど手にとり、顔全体、または気になる部分になじませたあと乳液、クリームで整えます。
原液なので現在使っている化粧水やクリームに1〜2滴ほど混ぜて使用することもでき、保湿や美白と一緒にレチノール効果もとり入れることができます。
肌のなめらかさ、ニキビ、肌荒れケアをしたい人に
キメの整ったなめらかな肌になりたい、ニキビや肌荒れをくり返しやすい人には「VT シカレチA セブンデイズマスク」がおすすめです。
このシートマスクにはニキビや肌荒れにアプローチするCICA(ツボクサエキス)、3種のヒアルロン酸、レチノール、次世代レチノールと言われる植物由来のバクチオール、毛穴ケア成分が配合されています。
シートマスクには淡いグリーンカラーの美容液がたっぷり含まれていて、マスクは薄くやわらかな質感です。
クレンジング、洗顔後、化粧水で肌を整え、シートマスクを肌に密着させ5〜15分置きシートマスクをはずしたあと乳液、クリームで整えます。
マスク中は毛穴が引き締まるような感じがあり、肌がみずみずしくうるおい、さっぱりした仕上がりです。
季節の変わり目の肌荒れケア、ホルモンバランスによるニキビ予防、乾燥による毛穴の引き締めなど、デイリー使いにおすすめです。
乾燥による目もとや口もとのシワっぽさ、ほおの毛穴の開きをケアしたい人に
目もとや口もとの乾燥小ジワ、ほおの毛穴の開き、ほうれい線の影っぽさを予防したい人には「VT シカレチA クリーム」がおすすめです。
レチノール誘導体が0.05%配合されていて、なめらかでするっと伸び、肌なじみのよいクリームです。
ほかにもニキビや肌荒れにアプローチするCICA(ツボクサエキス)、3種のヒアルロン酸、次世代レチノールと言われる植物由来のバクチオール、毛穴ケア成分が配合されています。
使い方はクレンジング、洗顔後、化粧水、美容液やシートマスクで肌を整え、乳液をなじませたあと、乾燥小ジワや毛穴が気になる部分にクリームをなじませます。
保湿成分とレチノール成分が浸透することで肌のハリや弾力が高まり、肌のふっくら感が出ることでシワを目立たせにくく、毛穴をキュッと引き締めます。
いかがだったでしょうか。
レチノール配合のスキンケアは肌の質感を整えたい、年齢とともにハリや弾力、シワっぽさが気になるというにおすすめですので、気になる人は参考にしてみてください。