夏の肌は汗などで乾燥していないと思いがちですが、じつは汗やエアコンの風によって肌の内部は乾燥しやすいです。今回はエステティシャンである筆者がインナードライ対策スキンケア法についてご紹介します。
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インナードライとはどんな状態?放置するとどうなる?
本来、肌は水分と油分によってコンディションを保っています。
インナードライとは肌の内部の水分や油分が少ない状態のことを言います。
夏のインナードライを招く原因は汗の蒸散、エアコンの風による乾燥です。
ほかにもベタつきが気になるからと何度も洗顔をする、強くこする、熱いお湯で洗うなどの間違った洗顔法もインナードライを招きます。
インナードライによって肌表面の角質の乱れや乾燥、肌トラブルを招く、乾燥から守るために皮脂が過剰に分泌し、テカリやベタつき、毛穴の開き、メイクの崩れやすさを感じます。
インナードライを放置したり、くり返すと秋冬の乾燥や肌荒れ、将来のシワやシミなどの肌悩みを招く原因になります。
インナードライにしないため7つのスキンケアポイント
1.メイク、汗や皮脂汚れを落とすためにもクレンジングや洗顔料などを使って肌を清潔にしておくことは大切です。
クレンジング料は量が少ないと肌の摩擦の原因となるので、量を少し多めに手にとり、摩擦をしないように洗いましょう。
2.洗顔料はしっかり泡立て、泡をつぶさないようにやさしく洗うこと。
3.クレンジングや洗顔料を流す際は必要な皮脂まで流し、肌を乾燥させないためにぬるま湯もしくは水で洗い流しましょう。
4.洗顔後の肌は乾燥しやすいためうるおいとなる化粧水が大切です。
化粧水は適量を数回にわけて重ねるように浸透させましょう。
5.乾燥によるカサつきを感じる、日中はエアコンの風を浴びやすい場合は化粧水のあとにシートマスクで美容成分(保湿や美白タイプのもの)を補いましょう。
6.朝までうるおいを持続させたい、みずみずしくふっくらした肌にしたい場合は化粧水のあとにオールインワンジェルを重ねるのもおすすめです。
7.化粧水、シートマスク、オールインワンゲルなどは肌にとって水分となるため、再び蒸発して乾燥させない、うるおいを持続させるために乳液、クリームで油分を補いましょう。
夏は汗や皮脂によって乾燥に気づきにくいですが、汗の蒸散やエアコンの風で内部は乾いていることがあります。 夏のテカリやメイク崩れを予防する、秋冬の肌悩み、将来の肌悩みを招かないためにもうるおいを高める夏のスキンケアを参考にしてみてください。