コロナ禍を経て、旅行業界は大賑わい。みなさんも国内海外問わず、久しぶりに旅行へ出かけているのではないでしょうか。ところでみなさん、旅行の準備はサクサクと進んでいますか? 旅は、準備をしている行く前が楽しいなんて言いますが、この準備が苦手という人も意外と多いんですよね。毎回、旅行の準備の度に「もっとこうできたら…」なんて思っているあなたへ。旅好きスタイリストの筆者のパッキングルールを、ぜひ参考にしてみてください。
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2泊3日の石垣島の場合
石垣島といえば、ちょっとした海外気分を味わえるリゾートアイランド。
4月に旅行した際の経験談ですが、4月初旬の石垣島の気温は、最高で約26℃前後。最低で約20℃を超えることもある、過ごしやすいシーズンでした。
しかしながら、石垣島の天気は、天気予報はあまりあてにならず、コロコロ変わりやすいと2月に旅行した際に実感していたため、変わりやすい気候と、それに伴う予定変更に対応できる荷造りをより考えて行いました。
「南の島でも寒いときは寒い!」そう実感したのが2月の竹富島。同じナイロンブルゾンを、4月の石垣島にも持参。
旅のお供のバッグについて
パッキングの基本となるバッグ。機内持込可能サイズのスーツケースとリュックのセットが、最近の私の旅スタイルです。
サムソナイトとスナイデルのコラボスーツケースは、今年の頭に買い替えたばかり。
サムソナイトならではの高品質に加え、めずらしい色のピンクは、遠くからも見つけやすく、また内装のかわいさにも惚れて購入しました。すでに数回新幹線と飛行機の旅へ連れ出しています。
リュックは、しまむら。こちらも、今年の頭に買い替えたばかり。
ロゴさえもない無地のシンプルな黒リュックは、服のテイストを選びにくいから、季節や気分、状況で常に変わる旅のコーディネートに悩みません。
軽量で汚れや多少の雨にも強く、汚れがついても目立たず、お値段もプチプラなので、機内の足もとにも気軽に置けます。
両手をフリーにできて、姿勢もキレイでいられるリュックスタイルに、一周まわって落ち着きました。
外ポケットには、スマホやモバイルバッテリーなどデバイス関連と目薬、眼鏡ケース、マスクを入れます。サイドポケットには、未開封ペットボトルとタオルハンカチ。
内ポケットには貴重品を入れて、機内に乗り込みます。
荷造り品は、3つのポイントが納得できるもの
わたしは、旅をしている間は旅のことに全集中したいし、同行者に子どもがいるときは、子どものことにも集中したいため、旅のときに持ち歩くものは、基本的に“失くしてもいい・汚れてもいい・壊れてもいい”、そう納得できるものを意識して選ぶようにしています。
自分なりの旅のパッキングルールが確立されたのは、学生時代に海外旅行に行ったときの経験からです。
当時の私は、団体ツアーに何度か参加していたのですが、大事なものの紛失や破損が、ツアー内で1件は毎回必ず起きていました。失くした当事者と同行者の方は、ことが起きてからというものの、旅を楽しむ気持ちの余裕なんてなくなってしまった状況を幾度となく見て、旅の際中に失ったものに、大事な時間を楽しむ気持ちを奪われたくないと思ったのがきっかけです。
みなさんもぜひ3つのポイントを意識してみてください。
次回は、具体的なパッキングのしかたについてお話していきますね。