第二弾のこちらでは、具体的にパッキング(荷造り)のやり方をご紹介していきます。
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往路のスーツケースの中身
原則、荷物を入れる面積は、最大でスーツケースの半分に納めます。理由は、おみやげを入れるスペースの確保のためです。
おみやげと言っても、じつはこのスペースに入れるおみやげには一定のルールを定めています。
それは「生もの・冷蔵・冷凍品」と「帰路の空港で購入した品」です。
おみやげは、現地で買ったらまとめて送る、もしくは贈りたい相手が遠方なら、直接現地から送るようにしているので、自分で持ち帰るものは最小限にしているんです。
持ち帰るものは、配送不可の生もの、冷蔵、冷凍品の一部が入るスペースと、帰路の空港で購入したものだけを想定して、スーツケースを空けています。
冷蔵・冷凍品用に、簡易保冷アルミシートやバッグは必須アイテム。巻けば緩衝材としても活用できて、不要なら捨てることもできます。
配送を積極的に利用することで、おみやげを買い過ぎることとも無縁になりましたよ。
積めたスペースの中身を公開
2、3泊程度の国内旅なら、私は現地で洗濯をしません。なぜならやっぱり旅に集中したいから。
とくに、アウトドアを楽しむ目的の旅や、リゾート地のように太陽を思いっきり浴びる土地で過ごすときには、かなり体が疲弊しているので、心身を休めるためにも、洗濯するより部屋でのんびり過ごすことに時間を使います。
水着なら、予定使用日数分+1日分を入れます。天候や気分によって、現地の過ごし方が変わったとき、「水着が乾いていなくてアクティビティができない」なんてことを防ぐためです。
強烈な日焼け予防に、陸海両用レギンスとブラトップ、ラッシュガードを。アングリッシュの水着は洋服のように見えるデザインのため、海や川で遊んだあと、すぐに街歩きすることが可能!
下着は日数分。水着用のアンダーショーツは、水着と同量入れます。
車輪側にビーチサンダルを入れたら、その上に衣類を入れたインナーケースを入れます。インナーケースの横には、コスメを入れたポーチや、ヘアアイロンやブラシを入れたポーチを忍ばせます。
そして、いちばん上に、アウトドア用の帽子と、現地で行動するときに使うバッグを入れます(今回は、アウトドア多めなので、濡れたものを入れてもすぐ乾くレイントートバッグ)。
帽子は型崩れを防ぐために、バッグはすぐにとり出せるように、荷物を詰めたいちばん上にのせます。
衣類のパッキングのしかた
旅のときにはシワがつきにくい素材の服を意識して選びますが、服はなるべく丸めてパッキングします。
ブラなど型崩れが心配なものは、水着のブラトップも合わせて重ねてパッキングします。その際、ショーツをカップの中にサンドして、カップの型崩れを入念に防ぎます。
ちなみに、風雨虫よけ予防のナイロンブルゾンは、スーツケースに入れずに、丸めてリュックに入れます。フライト時の寒さ対策にも使えるからです。
最後にコスメについて。
経験上、旅先ではスキンケア等に没頭できる時間と体力、気力がないので、コスメは必要最低限です。必ず持っていくのは、個包装入りのシートマスク。
貼っている間に片づけをしたり、ほかのことができるので、準備の時短に欠かさず持っていきます。
次回は、みんなが悩む旅コーデの作り方をご紹介します。