日本の夏は高温多湿で近年は猛暑日が続いています。地球温暖化対策のためのCOOLBIZ(クールビズ)から室温の目安を28度にしている建物なども多く汗が引きにくいことから首周り、お尻などのあせも、汗による肌荒れを感じている人が増えているそうです。
今回はエステティシャンの筆者があせもを防ぐ対策法についてご紹介します。
Contents 目次
大人のあせも、汗による肌荒れとは?
暑いと感じたときに、体温が上昇しすぎるのを防ぐために汗が出ます。
「あせも」は、汗が汗管につまることで生じ、赤い湿疹のようなブツブツでかゆみをともなうものが多いです。
「汗による肌荒れ」は、汗の成分が刺激となったり、あせものかゆみによって肌をかくことで肌が傷つき炎症がおきます。
汗をかくことは悪いことではありませんが、汗をそのまま放置して処理が不十分であったり、肌のバリア機能が低下していると炎症がおきやすくなります。
あせもができやすい場所
・首まわり
・デリケートゾーン、お尻、太もものつけ根
・お腹まわり、胸の下、わきのまわり
・ひじの内側、ひざの裏側
衣類による蒸れ、髪の毛、座りっぱなしなどから通気性が悪く汗がたまりやすい場所にできやすいです。
あせも予防法
(1)肌を清潔にする
外出先などで汗をかいた場合は、タオルやボディシートなどでこまめに汗をふきとり汗をそのまま放置しないようにしましょう。
レジャーや旅行などで大量の汗をかくことが予想できる場合は着替えを持っていき、着替えるのもおすすめです。
帰宅後は早めに入浴し汗を流しましょう。
ボディタオルなどでゴシゴシと洗うと肌に刺激となるため、泡立てた石けん、ボディソープでやさしく洗いましょう。
すでに赤みやかゆみが出ている場合は、熱いお湯は肌の乾燥、体温の上昇によってかゆみを増すため、ぬるめのお湯の入浴、シャワーにしましょう。
(2)お風呂上がりに保湿ケア
汗に負けない肌、あせもや汗による肌荒れを防ぐには、お風呂上がりに肌の水分量を高め皮膚のバリア機能の低下を防ぐことが大切です。
肌が乾燥してカサつきやすい、あせもを防ぎたいという人には南フランスのユリアージュ温泉水をボトリングしたスプレータイプの化粧水「ユリアージュ ウォーター」がおすすめです。
みずみずしい化粧水で肌なじみもよく、うるおいが補われ、バリア機能を高めることができます。
大容量なのでデイリー使いしやすく、スプレータイプなので届きにくい背中などにもつけやすいです。
肌の乾燥感、肌荒れを感じやすい人には3つのうるおい成分、有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合された「ユースキン 薬用あせもジェル」がおすすめです。
ジェルタイプですが肌に広げるとみずみずしくサラッとした質感に変わり、ベタつかずさっぱりした使用感です。
お風呂上がりにあせもが気になる場所に塗っておくと肌コンディションが整いやすくなります。
いかがでしょうか。
あせもって子どもだけかと思っていた、あせもと気づかず無意識にかいてしまっていたという人も多いはず。「もしかしてあせもかも?」と思う人は参考にしてみてください。