どんなに暑くなっても、ムチっとした二の腕は隠したい…。
多くの女性は薄着の季節になると、そんな思いから、ついつい二の腕が隠れる袖のある服を選んでしまいがち。
しかし「隠そうとすればするほど、隠れず」むしろ「目立つ」ということに、ふと気づいたことはありませんか?
ブラウスやニット、カットソーなどあらゆるアイテムにおいて、近頃流行のデザインは、ボリュームのある袖や身幅のものが多いことから、よく吟味して選ばないと、二の腕はもちろん、上半身自体を膨張させて見せてしまっている可能性大。
そこで今回は、「ノースリーブ=二の腕が太く見える」と思い込んでいる女性必見!
袖なしの洋服を着ても、二の腕がスッキリ見える方法を、スタイリストの筆者がご紹介します。
Contents 目次
肩の形に合わせてほっそり
ノースリーブの洋服をすっきり着こなしたいときは、自分の肩の特徴に合わせてノースリーブの型を選ぶのも、ひとつの方法。
例えば、いかり肩の女性の場合、袖のカットが内側に、極端に言うと肩が丸見えになるくらい深いものを選ぶと、肩ががっしり見えてしまい逆効果に。
二の腕だけが見えて、肩はしっかり隠れるもので、さらに首まわりは狭めのクルーネックのものであれば、二の腕だけでなく上半身そのものをほっそり見せることができます。
なで肩さんは、逆に袖のカットがやや内側、つまり肩が半分くらい見えるタイプのノースリーブを選びましょう。
さらに、首まわりが深めのボートネックを選べば、より腕が長く見えて二の腕もすっきり見えます。
アクセサリーでほっそり
二の腕をほっそり見せるためには、バングルやブレスレット、スカーフなどを手首に巻くのもいい方法です。
手首を飾ることで、そちらに目線が行くため、二の腕から注目をそらすという利点があります。
アクセサリーを使ってより効果的に細く見せるなら、例えば手首ががっしりしている場合、細いチェーンのブレスレットよりも、太めのプラスチックやウッドのバングル、幅のあるレザーを使用したブレスレットを選ぶとよいでしょう。
逆に手首が華奢なら、太めのアクセサリーを選ぶことで、手首の細さを軽減し、二の腕との太さの差をカバーすることで、二の腕のほっそり見えにつながります。
カーディガンでほっそり
二の腕をさらに細く見せたいなら、カーディガンの肩かけがおすすめです。
肩全体を覆うようにかけるのではなく、斜めにかけて、片方の肩にはかからないようにすると、こなれて見えます。
カーディガンは、必ず長袖で腰丈のものを使用し、ミドルゲージやハイゲージといった網目が細かいものを選びましょう。
なぜならば、袖や丈が短すぎたり、逆に丈が長すぎるものを選んでしまうと、肩かけそのものがやりにくいためです。
網目が粗いものを使用した場合も同様。
また、カーディガンをシャツやブラウスで代用することもできますが、ほっそり見せることを重視するのであれば、やはり体のラインに程よく沿うカーディガンが最適です。
ノースリーブの服が活躍するシーズンは、これから。
自信をもって着るために、ぜひ参考にしてください。