肌の色や質感をきれいに見せるメイクアイテムといえば「ファンデーション」。さまざまなタイプがあり、薄づきで自然な感じ、ツヤ、カバー力など仕上がりもそれぞれです。今回は美容ライターの筆者が今年の秋冬におすすめのファンデーションについてご紹介します。
Contents 目次
季節ごとにファンデーションを変えるのがおすすめ!
1年中同じファンデーションを使っている人も多いのではないでしょうか?
季節ごとに肌の色や質感も変化しているので、肌に合わせてファンデーションも変えるのがおすすめです。
各ファンデーションの特徴をおさらいしてみましょう!
〈パウダーファンデーション〉
粉状のファンデーションが固まったものです。
付属のパフやスポンジでサッと使いやすく、メイクが苦手な人でも簡単に使えます。
サラッとしたつけ心地が特徴で毛穴やニキビ跡、色ムラをカバーすることができますが、アイテムによって乾燥っぽさを感じることもあります。
〈クッションファンデーション〉
スポンジに液体タイプのファンデーションが含まれています。
下地機能や美容成分が含まれているものも多く時短メイクになる、保湿力、ツヤ、カバー力があります。
アイテムによってベタつきが気になる、好みによってツヤっぽさが苦手などがあるほか、専用のスポンジを使って押すように塗ることがコツです。
〈リキッドファンデーション〉
水分も油分も多く含む液体状のファンデーションです。(クッションファンデーションよりも油分が多め、かためのテクスチャーです。)
伸びがよく保湿力が高い。毛穴やニキビ跡、色ムラ、シミなどのカバー力もあります。
手で塗るよりもスポンジやブラシを使うほうがムラなくきれいに仕上がります。
〈クリームファンデーション〉
油分を多く含むクリーム状のファンデーションです。
リキッドタイプよりもこっくりしていて保湿力、カバー力が高いです。
しっとり感が長時間続きますが油分が多いのでテカリやすさもあります。
塗りすぎるとムラや厚塗り感が出やすいのでスポンジやブラシで少量を伸ばすように塗るのがおすすめです。
季節ごとの肌の特徴は?
ファンデーションには〈春夏用〉〈秋冬用〉にわかれているものもあります。
季節の特徴として、春夏は紫外線量が高まるためUV機能が高めのもの。また、汗ばみやすいためベタつきにくくサラッとした仕上がりのものが多いです。
秋冬は乾燥しやすいためしっとりとした仕上がり、カバー力のあるものが多いです。
・秋は夏の紫外線を浴びて日焼けしたくすみっぽさ、エアコンによる乾燥、季節の変わり目などから水分が多くうるおいのある仕上がりの〈クッションタイプ〉〈リキッドタイプ〉がおすすめです。
・真冬の乾燥が気になる場合は保湿力の高い〈クッションタイプ〉〈リキッドタイプ〉〈クリームタイプ〉へと変えるのもよいです。
・冬から春はマットで重い印象〈リキッドタイプ〉〈クリームタイプ〉から明るく透明感のある軽い印象〈パウダータイプ〉〈クッションタイプ〉〈リキッドタイプ〉へと変えるのがおすすめです。
秋冬におすすめクッションファンデーション3つ
今回は、うるおいもあり、薄づきなのに肌がきれいに見えると人気の「クッションタイプ」。今年の秋冬におすすめの3つをご紹介します。
ひとつ目はカバー力抜群の「ヒンス セカンド スキンメッシュ マットクッション」(SPF40、PA++)です。
一般的なクッションファンデーションはクッションスポンジにファンデーションが含まれていますが、このクッションファンデは表面にメッシュが覆われているので薄づき、きめ細かな仕上がりになることが特徴です。
肌になじませるとシルクベールのような質感、密着力、カバー力があります。
顔に使うと、赤みやクマ、色ムラ、毛穴もしっかりカバーでき、セミマットな仕上がりになります。
2つ目はツヤっぽさの演出ができる「キスミー フェルム クッションワンダーラスト」(SPF42、PA+++)です。
このファンデーションは美容液のようなみずみずしさで、メッシュ層が2重になっているのでたくさんとりすぎず適度な量をとり出しやすいです。
肌になじませると薄づきでうるおいとツヤがあります。
肌になじませてもつけ心地が軽く、うるおい、ツヤのある質感なので素肌っぽい仕上がりになります。
3つ目はうるおいもカバー力もあり「ベアミネラル オリジナル ピュア セラム カバーアップ クッション」(SPF40、PA++++)です。
メイクしながら肌サポートができるようにビタミンCをはじめとするスキンケア成分96%配合のクッションファンデです。
うるおい、トーンアップ、カバー力があります。
うるおい、ツヤっぽさもありながら赤み、色ムラ、毛穴などもしっかりカバーされる仕上がりになります。
【まとめ】
〈つけ心地や仕上がり面〉
つけ心地が軽く、ナチュラル派な人は「キスミー」「ベアミネラル」、しっかりカバー力がありベースを強化したい人は「ヒンス」がおすすめです。
〈質感面〉
うるおい、ツヤっぽさが欲しい人は「キスミー」「ベアミネラル」、マットな感じがよい人は「ヒンス」がおすすめです。
その年によってトレンドの質感も異なりますが、今年は「セミマット」な質感が多めな印象です。ベースはマット肌でほおのトップにツヤを出したい場合などは、ラメ感のあるチークやハイライトなどを部分使いするのもありです。
ぜひ、ファンデーション選びの参考にしてみてください。