猛暑が続き長引いた夏もようやく終わり、だいぶ秋らしくなってきましたね。季節の変わり目は、衣替えの時期。まだ、衣替えが済んでいないみなさんに、整理がスルスルと終えられる手順をご紹介します。
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最初に衣替えをするのはここ!
どこから、なにから衣替えを始めたらいいのかというと、靴。
着こなしの方向性を決めるのは、靴です。季節感を表すという意味でも、靴は非常に重要な役わりを果たします。夏らしいイメージであるサンダルやミュール、エスパドリーユといった靴を、いちばん先に片づけましょう。
これらの代わりにパンプスやローファといった、裸足でもはける靴を出します。足もとから“秋”に衣替えしていきましょう。
2番目に衣替えをするのはこれ!
靴の次に衣替えするものは、バッグです。バッグはいわば、着こなしの顔です。靴と同じく、季節感を非常に表しますし、靴よりもバッグは人の目線に入りやすいため、夏素材や夏色のかごバッグを、夏靴の次に片づけましょう。
代わりに、ファー付きバッグやツイードやフェルト素材といった、冬素材のバッグを出します。
靴とちがって、バッグは直接肌につけるわけではないため、季節先取り感がある素材でも、「着用していて暑い!」なんてこともありません。
衣替えをする服の順番
続いては洋服です。真っ先にしまい洗いをする服は、1枚で着る前提の夏服です。例えば、ノースリーブのサマードレス、袖にボリュームのある半袖ブラウス。いわば、ジャケットやカーディガンを羽織ることで、その服がもつかわいらしさが失われてしまうような服。1枚で着てこそ完成される服です。
次に、夏色の服です。例えば、鮮やかな発色のオレンジのパンツやスカート、鮮やかな発色のイエローのカットソーやTシャツ。いわゆるビタミンカラーと言われる、発色のいいカラーは、夏をイメージさせる色なので、これらの服を先に片付けましょう。
従来は、衣替えといえば、ノースリーブや半袖Tシャツといった夏の型の服を片づけるのがセオリーでした。しかしながら、暑いのにムリして長袖を着たり、汗をかきながらニットを着たりするといった季節の先取りは、服も自分もダメージを受けてしまいますので、望ましくありません。快適に過ごすために、ジャケットなどを羽織ってもイメージを崩さない夏服や、秋色の夏素材の服は衣替えを遅らせるのがベスト。暑さが落ち着いたタイミングで、しまい洗いをして片付けましょう。