ここ数年、じわじわと人気が再熱しているアイテムといえば“ロングブーツ”。とくに今季は、ロングブーツのリバイバル年でもあります。「昔よくはいていたな~。ひさしぶりにはいてみようかな~」と思って、昔買ったロングブーツをクローゼットから引っ張り出してみたものの、はいてみて「なんかちがう?」と思った人はいませんか? それは着こなしが“過去の自分がしていたままだった”ということが一因かもしれません。どんなに質のいいロングブーツだとしても、年齢を重ねた分だけ、変わりゆく自分と今の時代に合わせることが「なんかおかしい」という違和感につながります。「なんか変」「なんかちがう」そう思わない、思わせない、大人にちょうどいいロングブーツの着こなし方について、スタイリストの筆者がご紹介します。
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ブーツorボトム、どちらかにトレンドをON!
ロングブーツ、もしくはロングブーツをつなげる重要な役わりを果たすボトム。どちらかひとつに、今を感じさせるトレンド色が強いものをとり入れましょう。
じつは、この“どちらかひとつ”というのが、大人にはとっても大事です。ロングブーツ、ボトム、どちらもトレンド色が強いと、若作り感が出やすくなり、逆に老け見えしてしまいます。
または、ロングブーツ、ボトムどちらも昔からあるもので済ませてしまうと、どんなに上質なものであっても、古臭さがぬぐえなくなります。これもまた、老け見えしてしまいます。
例えば、ボトムをトレンド色が強いものにするなら、今季大注目のハーフパンツがおすすめです。若かりし頃、手持ちのロングブーツをショートパンツやミニスカートに合わせていた人は、今こそハーフパンツにチェンジしましょう!
ロングブーツをトレンド色が強いものにするなら、筒幅が太く、ヒールが低いものにしましょう。長年愛用の手持ちのボトムも、トレンドのロングブーツに合わせるだけで、ぐっと鮮度が増しますよ。
ボトムとブーツの間に“すきま”を作らない
今っぽさが増すロングブーツの着こなしとして、ロングスカートやフルレングスのパンツに合わせるとき、ボトムとロングブーツの間に“すきま”を作らないようにしてみてください。
ロングスカートやフルレングスのパンツなど、従来はボトムとブーツの間にタイツやソックスを見せてつなげることが着こなしのひとつでしたが、今季に関しては、あえてタイツやソックスを見せないことが、今っぽい着こなしを叶えるポイントになりますよ。
冬のオシャレが楽しめる“ロングブーツ”。ぜひこの冬とり入れてみてくださいね。