冬になると体の乾燥、乾燥によるカサつきやかゆみが気になることが増え、うるおいを高め、なめらかな肌に整えたいとき、お風呂上がりなどにボディローション、ボディミルク、ボディクリームなどでケアすることもあるでしょう。
中にはいまいち違いがわからない、どれがいいのかわからずアイテム選びに迷う人も多いのではないでしょうか。
今回はエステティシャンの筆者がそれぞれの違いとおすすめのボディミルクについてご紹介します。
Contents 目次
ボディローション、ミルク、クリームの違いとおすすめの肌タイプ
体の乾燥ケアアイテムといえば「ボディローション」「ボディミルク」「ボディミルク」が代表的でいずれも “乾燥から守り保湿するという目的は同じ” ですがアイテムによって水分や油分の量が違うためテクスチャーや仕上がりなどが違います。
〈ボディローション〉
3タイプの中でも水分量が多く液体やジェルっぽい感じのものが多いです。
肌になじませるとみずみずしくうるおいがある、さっぱりしたつけ心地であることが特徴です。
時々乾燥が気になる、しっとりよりもうるおいのある仕上がりがよい、保湿をしたほうがいいのはわかっているけどベタつくアイテムは苦手な人、腕やひざ下、首や背中など動きが多く目につきやすい場所の乾燥対策におすすめです。
〈ボディミルク〉
ボディローションよりも油分が多く、乳液のようなテクスチャーです。
肌になじませるとみずみずしさとしっとり感があり、なめらかな仕上がりが特徴です。
長期間乾燥やカサつきを感じる、ボディローションだけでは保湿感が物足りないけどベタつきは少ないほうがよい人、腕や手先、脚、お腹など全身の乾燥対策におすすめです。
〈ボディクリーム〉
3タイプの中でも油分量が多く、肌にうるおい膜を作るような仕上がりです。
製品によってなめらかに伸び、うるおいがあるもの、コクや重さがありもったりするものなどがあり、比較的しっとりした仕上がりが特徴です。
とても乾燥しやすい、乾燥が悪化してカサつき、荒れ、ひび割れなどを感じやすいひじ、ひざ、ひざ下、かかとなどの乾燥対策におすすめです。
エステティシャンおすすめボディミルク3選
肌には水分も油分も大切であること、ベタつきにくいなどの使用感、肌タイプを選ばずに使いやすいなど総合的な意味でおすすめなのは「ボディミルク」です。
うるおい、ベタつきのなさ、香りを重視したい人に
「KAMIKA モイストボディミルク」は4種の保湿成分、5種の植物エキスが配合されています。
みずみずしいテクスチャーで肌になじみやすくうるおいが持続します。
肌になじんだあともベタつきが少なく、しっとり保湿力もあり、華やかで上品なマグノリアガーデンの香りがします。
しっとり仕上がり、しっかり保湿したい人に
「ニベア スキンミルク」はさっぱり、しっとり、クリーミィの3つのテクスチャーがあり、私はしっとりタイプ使っています。
2種の保湿成分、2種のうるおい持続成分が配合されていて、コクのあるミルクテクスチャーでなめらかです。
肌になじむとしっとりした仕上がりで保湿力は高め、ほのかにニベアの香りがします。
うるおい、みずみずしさ、無香料、コスパを重視したい人に
「マツモトキヨシ ボディミルク」は4種の高保湿成分が配合されています。
ボディローションのようなみずみずしさとうるおいのあるテクスチャーです。
肌になじむとサラッとしていて、香りは無香料で400mlの大容量なのでコスパ面でも満足度が高いです。
ボディミルクの塗り方やポイント
(1)ボディミルクを適量手にとります。
(2)保湿ケアしたい場所になでるように塗り広げます。
(3)手のひらの温度であたためながらやさしくおさえてなじませます。
このときに肌を摩擦するようにこすったり、すりこむように塗らないようにしましょう。
とくに衣類の摩擦による乾燥が起きやすい腕、ひざ下、お腹、関節まわりのひじ、ひざ、かかとは乾燥しやすい場所なので、しっかり保湿ケアを行いましょう。
塗るタイミングは「朝の着替え時」に塗ると衣類摩擦による乾燥、日中の乾燥を防ぐことができ「夜のお風呂上がり」に塗ると乾燥対策、乾燥ダメージの補修になります。
いかがだったでしょうか。
保湿ケアしないとと思っているけどどのアイテムがよいかわからない、適当に塗っていたという人はぜひ参考にしてみてください。