乾燥シーズンに突入し、本格的に肌の保湿を強化したいと考えている人も多いのではないでしょうか。 保湿に特化したもの、エイジング成分が入ったもの、コクがありしっとりしたテクスチャー、みずみずしくうるおいベタつきにくいテクスチャーなどたくさんあり、毎年新しいアイテムが登場してどれを選べばよいかわからないという人も多いはず。
今回はエステティシャンの筆者が肌タイプにあったフェイスクリームの選び方についてご紹介します。
Contents 目次
フェイスクリームの特徴
フェイスクリームとはスキンケアのいちばん最後に使用するもので、化粧水や美容液、乳液などのうるおいや美容成分を肌に閉じ込めて保湿力を持続させるアイテムです。
わかりやすく分類すると保湿成分が中心のもの、美白成分が中心のもの、エイジング成分が中心のもの、全般的に配合されているものなどがあります。
配合成分やこだわりによってコクがある、うるおいがあるなどの質感、しっとり、サラサラ、みずみずしいなどの仕上がりが違います。
肌タイプの特徴とフェイスクリームを選ぶポイント
〈敏感肌の特徴〉
皮膚のトラブルを持っているなど元々肌が弱い、季節の変わり目になると花粉などで肌荒れを感じやすいことが特徴。
冬によくある悩みは、乾燥を感じやすく、カサつき、洗顔後のひりつき、肌荒れ、ガサつきなどです。
〈乾燥肌の特徴〉
皮膚の水分維持力が弱く、年中乾燥を感じやすいことが特徴。
冬によくある悩みは、スキンケアをしてもすぐに乾燥を感じやすい、粉っぽくなる、くすみやすい、洗顔後のひりつき、肌荒れ、ガサつきなどです。
★敏感肌、乾燥肌は乾燥しやすく、バリア機能が低下しやすく、刺激に敏感になりやすく、うるおいを維持しづらい傾向があります。
・低刺激のアイテムを選ぶ
・保湿成分が配合されたアイテムを選ぶ
・肌の乾燥が強くうるおいを高めたい場合はみずみずしいタイプものを選ぶ
・肌の乾燥が強く肌荒れを予防したい場合はしっとりタイプのものを選ぶ
のがおすすめです。
〈混合肌の特徴〉
ひたい、鼻まわり、あごまわりなどは皮脂分泌によるテカリ、皮膚のゴワつきやザラつきを感じやすく、ほおやフェイスラインは乾燥による毛穴の開き、乾燥による粉っぽさ、吹き出物を感じやすいことが特徴。
冬によくある悩みは、ほおやフェイスラインの乾燥、洗顔後のひりつき、粉っぽくなる、肌荒れなどです。
〈脂性肌の特徴〉
ひたい、鼻まわり、あごまわりだけでなく顔全体が皮脂分泌が盛んで皮脂づまりの悩みが多く、皮膚がかたくゴワゴワしていることが特徴。
冬によくある悩みは、乾燥によるくすみ、毛穴の開きなどです。
★混合肌は部分によって質感が異なり、脂性肌は全体的に皮脂分泌が盛んでそれぞれ季節や日々のケアによって肌のコンディションが左右されやすいです。
・肌が乾燥しがちでうるおいを高めたい場合は保湿成分が配合のもの、みずみずしいタイプのものを選ぶ
・肌の乾燥が強く肌荒れを予防したい場合はなめらか、しっとりタイプのものを選ぶ
・肌の調子がよく、くすみや毛穴ケアもしたい場合は美白成分が配合されているものを選ぶ
のがおすすめです。
肌タイプ別におすすめのフェイスクリーム
「イニクス センシティブ シールドバリア オイルクリーム」は角質層のバリア機能をサポートする保湿成分(NMFアミノ酸コンプレックス、高純度ワセリン、セラミド類似オイル、スクワラン)が中心となった“保湿成分が中心のクリーム”で敏感肌、乾燥肌に向いています。
手にとるとバームタイプで、肌になじませるとオイル状に変化しサラッとした仕上がりなので保湿はしたいけどクリームのベタつきが苦手な人にもおすすめです。
「ジュレリッチ リュール トリートメントクリーム」は保湿、ハリつやサポート成分、肌荒れ防止成分が配合された低刺激処方の“保湿+エイジング成分のクリーム”で、敏感肌、乾燥肌、混合肌、脂性肌の人に向いています。
なめらかなクリームで伸びがよく、みずみずしい仕上がりでベタつきは少なめです。
「ナノアクア ディープモイスト マスククリーム」は“保湿+エイジング成分のクリーム”で保湿成分のパールプロテイン、NMN、トリプル幹細胞エキス、肌荒れケアサポートをするCICAエキスなどこだわりの美容成分が配合されているため、敏感肌、乾燥肌、混合肌の人、エイジングケアを強化したい人に向いています。少し硬めで重さのある濃厚なクリームでしっとり感があります。
フェイスクリームは肌タイプの特徴や悩みにあった成分が配合されているか、
好みの使用感や仕上がりを選ぶのがおすすめですので、フェイスクリーム選びに迷うという人はぜひ参考にしてみてください。