薄着の季節は、下着に悩まされやすい時期。例えば、洋服の上から下着のラインや色がくっきり見えていないか、いつも以上に気になることはありませんか? とくにショーツ。
ヒップラインを美しく見せるためのものでもあるため、薄着の季節だからこそ、なるべくガードルなどで重ねばきすることなく、ショーツのみですっきりさせたいですよね。でも、そんなことってできるのでしょうか…?
ボディコンサルタントの中島絹代さんによると、「下着の特徴を知り、体の悩みをカバーしてくれるショーツをはくことで、自然とすっきり見せが可能になります」とのこと! 早速ショーツのタイプ別に、体がすっきり見えて、美しいボディラインが整う選び方を教えていただきました。
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■:ノーマルタイプのショーツ
日常使いする女性が最も多いとされる、ノーマルショーツ。
じつはこのタイプ、ボディラインをすっきり見せるには一番難しいショーツだったりします。
ウエストゴムの上にお腹がぽこっとのるようなサイズ感はNGですし、ヒップにあたる生地が、ヒップとの間にすき間ができるほど余ってしまうサイズ感もよくありません。
ノーマルショーツでボディラインを美しく見せるには、ウエストのゴムの締めつけがきつくないものがおすすめ。もしくは、ウエストにゴムが入っていないものの場合、総レースタイプならばよいでしょう。
しっかり伸縮性のある生地を選びつつ、ヒップ側はとくに伸縮性の高いレースタイプを選び、ヒップの丸みに沿うものを選ぶと、ノーマルショーツでも体すっきり、服を着てもボディラインが整います(中島さん)
■:ボクサーショーツ
ボクサーショーツは、脚のつけ根まで生地があるため、脚の悩みが目立ってしまうことから、脚にコンプレックスを抱えている女性には向かないショーツといえます。
ボクサータイプを選ぶなら、少しでも女性らしいラインを損なわないために、ヒップが潰されないサイズ感を選んでください。
また、ヒップがもともとプリッと丸い女性は、ボクサータイプをはいてもセクシーさが失われませんので、このタイプに該当する女性は、ボクサーショーツが体に合っているともいえます(中島さん)
■:Tバック
よくTバックタイプはヒップに食い込んで苦手という方もいますが、じつはハマると病みつきになる女性も多いほど。
何より、生地面積が少ないので楽チンですし、はいてる感じがしないことや、ショーツのラインが洋服に響く心配もないので、薄着の季節におすすめのショーツでもあります。
ただ生地面積が少ないぶん、気にしてほしいのは、サイズ感。
腰のラインにショーツが食い込んで、お肉がぽこっとのらないくらいのサイズ感がちょうどよく、ボディラインもキレイに見せることができます。
また、腰ではいてヒップの中心部やマチのラインのショーツがプカプカ浮いていないほうが、ボディラインがキレイに整います。
とくに脚に自信がもてないという女性は、思い切ってTバックショーツにしてみると、脚長効果でじつはすっきり見えたりもします(中島さん)
補正下着でなくても、ショーツの特徴を活かして着るだけで、すっきり見せは簡単に解決!
ぜひ実践してみてくださいね。
取材・文/高田空人衣