夏と冬。1年のなかで最も盛り上がる2大セール時季は、ボーナス明けということもあり、ついつい財布の紐がゆるみがちになりますよね。そうすると、衝動買いもしやすくなってしまうもの。でも、「もう買いもので後悔したくない!」というみなさんへ、今回は衝動買いに走ることなく、後悔しない買いものをする方法をご紹介します。お店へ行く前に、オンラインでポチポチとほしいものをカートに入れる前に、必ず熟読しておいてくださいね。
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買うものは“今すぐ”使うものだけ
プライスダウンされていると、冬のセールなら「春に使えるし」といったように、今すぐ使うことよりも、先々に使うことを想定してしまいがちです。
しかしながら、これが衝動買いの元凶。
昔の日本は四季の変化がハッキリしていましたが、今は想定外の気温や天気に左右されるので、かつての季節先取りファッションというのは現実的ではないのです。
それだけでなく、自分だって見た目や好みが変化し続けているわけですから、先々で使うと想定して買ったものが、いざそのタイミングを迎えたときにもブレないとは限りません。ひどいときには、買ったことさえ忘れてしまっているものです。
というわけで、買った翌日には使っている。少なくとも、明確に着る日や使う予定が近日中にあるものだけを買うと決めるだけでも、セール時の衝動買いはかなり減ります。
在庫整理をしてから買う
スーパーで買いものをするとき、あらかじめ冷蔵庫や冷凍庫、食品庫の在庫をチェックしてから食料品を買いますよね。洋服や靴、バッグといったファッションアイテムに関しても、あらかじめクローゼットをチェックしてから買うことを徹底するのがポイント。
まだまだストックがある調味料を買わないように、生鮮品を新鮮なうちに食べきるために、みなさんが食品に対して行っていることをファッションでも同様に考えてみましょう。
クローゼットに並ぶ似たような洋服たち、痛くてはかない靴、もったいなくて鑑賞用になってしまっているバッグ。こういった衝動買いの失敗は、在庫整理をしてからショッピングに挑むことで、かなり減らすことができます。
確実に在庫整理をしてから買いものをするためには、“可視化すること”がおすすめです。スマートフォンのメモ機能でよいので、食料品の買うものリストのように、リストを作っておきましょう。リストに書き出すのは、在庫(持っているアイテム)と、在庫整理をしたうえで買い替える必要があるアイテムです。リストに書き出すときは、色や柄、サイズ、ブランド名なども明確に書いてくださいね。
●リストに書くこと
在庫:はかない靴
使わない理由:はいて歩くと痛い、ヒールがある、ストラップのないパンプス、白
買いもの:ヒールなしのフラット厳守、パンプスならストラップあり、白は避ける
在庫:観賞用になっているバッグ
共通点:5万円以上の高価格帯、柄あり、重い
買いもの:セール価格で5万円以下、柄ありバッグは避けてできるだけ単色無地にする、バッグの素材はレザーを避ける
いざセールでほしい服と少しでも異なるものしか残っていなかったら、すっぱりとあきらめましょう。料理も使う材料がちがうと、まったく別のものができあがりますよね。コーディネートも同じ。色やサイズ、求める要素を安さの面で妥協すると、理想としていたコーディネートとは、まったくちがうものができあがります。
このふたつは意外と効き目がありますので、ぜひやってみてくださいね。