おしゃれや身だしなみとしてメイクをしている人も多いと思いますが、年齢とともに昔よりもメイクへの関心は落ち着いた、だけどそこそこ情報はキャッチしておきたい人と美容やコスメに関心が高く最新やトレンドを追いかける人がいますよね。今回は30代後半のエステティシャンが世間のトレンド傾向を分析し、人気のメイクアイテムを試してみました。
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コスメショップに行って感じた、世間のメイクトレンド傾向を分析
さまざまなブランドやメーカーを扱う大型のコスメショップに行ってきました。
アイテムをチェックしたり、お試しをしている人が多かったのは「ファンデーション」「アイシャドウ」「リップ」。
中でもファンデーションは「SHISEIDO」「KANEBO」「コスメデコルテ」「TIRTIR」、アイシャドウは「キャンメイク」「セザンヌ」「エクセル」「ルナソル」「アディクション」「トムフォード」、リップは「ケイト」「オペラ」「ロムアンド」「ヴィセ」が人気でした。
店内を見ていると「アイシャドウ」はどこのブランドもニュアンスカラーが多く、とくにくすみピンクやワインカラーのような赤みの強めなブラウンが多め。「リップ」はうるおいのあるルージュ系とスフレマット系の質感にわかれている印象でした。
プチプラコスメはお手ごろなのはよいけど、30代以上になると肌の色となじみが悪い気がする、安っぽい仕上がりになりそうと感じることはありませんか? 30代後半の私が色味や質感なども含めて使えるかなどもジャッジしていきたいと思います。
30代以上でも使える!? トレンドカラー、人気アイテムを試してみた
コスメショップのアイシャドウランキングの上位にも入っていた「セザンヌ」はプチプラコスメとしても人気ですよね。
セザンヌのアイシャドウは大きく分けて5タイプありますが、今回試してみたのは2023年9月に発売された「セザンヌ ビタートーンアイシャドウ」(税込748円)です。
左上にラメ、そのほか3色がマット質感のパレットで、カラー展開はブラウン系の「01 オレンジガナッシュ」とローズ系の「02 ドライローズ」があり、私は02を使用しています。
Aは淡いピンク色でピンクやシルバー、グリーンなどの大粒と微細なラメで、キラキラと輝きます。Bは肌の色と同化するくらいのベージュピンクです。CはやわらかなベージュブラウンDは少し赤みが入ったブラウンです。B、C、Dはなめらかなテクスチャーですがでサラサラとしていてきめ細やかで彩度は明るめなので重くなりすぎないです。
ベーシックなBとCを重ねてみました。
Bだけだと色味がわかりにくい印象で、Cを重ねると少し深みが増します。
Aのラメも過度なギラギラがないので華やかさをプラスしたい場合はのせるとおすすめです。
BとDを重ねてみました。
赤みのある深めなブラウンですが重くなりすぎず立体感が出てよい感じです。
今まで何度かセザンヌのアイシャドウを使ってきましたがいちばんよいと思った色味のバランスです。年齢的にベージュやピンクのように甘すぎる色味は子どもっぽく、安っぽく見えてしまう気がしていたのですが絶妙な色合いで、重すぎない色味なのでパーツも埋もれず引き立ててくれます。30代以上でも使えると思います。
トレンドの色味や質感を抑えたアイテムを展開している「ヴィセ」から発売され、粘膜と一体化すると話題となりAmazonのビューティー部門でも第1位を獲得した「ヴィセ ネンマクフェイク ルージュ」(税込1,540円)です。
カラー展開はコーラルピンク「PK850」、モーヴピンク「PK851」、テラコッタオレンジ「OR250」、チェリーレッド「RO650」、ブラウンレッド「BR350」、ディープレッド「RD450」の6色ありそれぞれのネーミングも話題です。私は「PK850 うさぎの恋人」を使用しています。
甘いささやきに色づくうさぎの耳をイメージした色味だそうで、淡いピンク色がかわいく、うるおい、ツヤのある質感です。
ひと塗りでもしっかりと色づき、うるおい感もあります。
軽くティッシュオフしても色づきが残るので唇の血色の悪さが気になる…なんてことも少なめです。
使用感としてはリップクリームを塗ったようなしっとり感があり、好みによってわかれるかなという印象です。
「ヴィセ」の公式サイトにあるカラー診断で「PK850」「PK851」が相性がよかったので「PK850」を使用しました。
使用中「発色はよいけど、少し明るすぎるかも…」と思いましたが、全体的なバランスで見れば顔全体が明るくなりとてもよい感じです。
30代になって流行っている色というより、自分の肌の色とマッチする、唇の色味のなさをカバーして自然に肌のくすみをごまかしてくれるほうを重視したいと思っているのでそういった意味では優秀かと思います。
いかがだったでしょうか。
いつまでも同じメイクアイテムのままではひと昔前っぽくなってしまうし、ほどよく今のトレンドをとり入れたいという人はぜひ参考にしてみてください。