「ラクだから」という理由で、いつも身に着けているのは、ワイヤーなしのブラジャーや、薄いカップがついたブラトップばかり。
あまりにそれがスタンダードになってしまうと、いつの間にか体型に変化が出てしまうのではないか、じつは体に悪いんじゃないかと不安になることもありますよね。
ボディコンサルタント中島絹代さんによると「ワイヤー入りブラジャーと、ノンワイヤーブラジャーは、どちらがよくて、どちらが悪いというのはありませんが、それぞれにメリットとデメリットがあるのは確か。やはりそこは、使い分けをうまくすることが必要になってくるんです」とのこと。
早速、ワイヤー入りブラジャーとノンワイヤーブラジャーの、正しい使い分けの方法を教えていただきました。
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ワイヤー入りブラジャーが合うのはこんなとき!
日頃から、バストの下垂を少しでも防ぎたいなら、ワイヤー入りブラジャーを着用することは必須です。
また、洋服をかっこよく着こなしたいときにも、ワイヤー入りブラジャーならメリハリのあるボディラインに見せてくれるので欠かせません。
ただし、ワイヤー入りブラジャーを着用した時、ワイヤーが当たって痛いのをガマンして着けるくらいなら、無理して着用しないほうが、ヌードのバストラインを崩さないため、じつはよかったりもします(中島さん)
ノンワイヤーブラジャーがあうのはこんなとき!
ノンワイヤーブラジャーは、お酒を飲みすぎてむくみを感じる日や、今日は飲みに行くぞ、というときに着用するのがおすすめです。
女性の体は、むくみやすく、寝不足や飲酒、疲れがたまっているときなど、体にやさしいノンワイヤーブラジャーで、体にかかる圧を少なくしてあげたほうがよいときもあるからです。
また、飛行機や電車など長時間同じ姿勢が続きそうな移動時に、ノンワイヤーブラジャーを着用するのもいいでしょう。
ただし、ノンワイヤーブラジャーがラクだからといって、毎日着用し続けると重力に逆らうことができないバストを支えてあげることはできません。
そのため、日常生活ではなるべくワイヤー入りのブラジャーを着用するほうが、バストにとってはよいのです(中島さん)
最後に中島さんから「ワイヤー入りブラジャーを着けると痛くて苦手な女性は、セカンドオピニオン的に、1件の下着ショップに頼らず数件下着ショップを回って、店員さんに痛くないブラジャーを選んでもらうということも、数年後の自分のバストのためにはよいといえます」とのことですよ。
TPOに合わせた使い分けをすることで、本当の意味で体にいいブラジャーを使い続けてくださいね。
取材・文/高田空人衣