30代以上になると昔とは違う肌の変化や悩みを感じやすくなりませんか?
年齢とともに「プチプラなものではなく、少しお高めのスキンケア商品を使ったほうが効果的にもよい?」と感じている人も多いはず。
今回はエステティシャンの筆者が30代以上の人にスキンケア選びのポイントについてご紹介します。
Contents 目次
エステティシャンが思うスキンケアに対する考え方
私たちの体は日々細胞が生まれ代謝し、老化へと向かっています。
そこに外的刺激(乾燥、紫外線、摩擦、間違ったスキンケアの仕方など)が加わることで老化を加速させます。
誰しもが自然に老化していきますが、日々のケアで対策をするのとしないのとでは老化のスピード、悩みの度合いに差が出るため、日々のケアが大切です。
30代以上がスキンケアに対して感じていること
以下のような声もよく聞きます。
・年齢とともにいろんな肌悩みを感じるものの、生活費、教育費、ほかに優先したいことなどがあり、あまり美容に予算をかけられない、かけたくない。
・今まで美容に関心がなく無頓着だったため、そもそも何を選べばよいのか、何を使えばよいのわからない。
・よいと言われているもの、話題や流行ものを使ってみたけど、いまいちよくわからなかった。
・プチプラや安いのは不安、高いもののほうが見栄えもよいし効果面もよいのでは?
・パッケージが豪華なもの、少し高価なものを使うことで日々のモチベーションを高めたい。
Q.年齢とともにデパコスや少し高めのスキンケアを使ったほうがよい?
A.値段が高い=よい とは限らない、それよりも使い方を見直すべき。
値段が高いからとが必ずしもよいとは限りません。
確かに希少な成分が配合されていたり、製造段階で手間がかかるものの場合は値段が高くなるものもあり、それに比例して効果面も高くなることがあります。
近年は製造段階でも技術が高まっていること、パッケージデザインをシンプルにしたり広告費を抑えてお手ごろな値段で販売されているよいものも増えています。
高かったしもったいないからと少ししか使っていない、間違った使い方をしていては意味が半減してしまいます。
例えば、クレンジングの場合はたっぷりと手にとり摩擦をしない、化粧水の場合はたっぷり浸透させて肌の水分量を高めるなど使用量や使い方を見直すことのほうが大切です。
Q.スキンケアにお金をかけるならどこにかけるべき?
A.クレンジング、化粧水、美容液。
人によって美容やスキンケアに対する価値観や考え方、予算、スキンケアの使用量や使用頻度によって減りのスピードや購入するタイミング、使っているアイテム数、価格帯などの違いはありますが、相場や費用の平均を出してみました。
・クレンジング/約1,000円〜5,000円/2か月毎に購入
・洗顔料/約1,000円〜3,000円/2か月毎に購入
・化粧水/約1,500円〜5,000円/1か月半毎に購入
・シートマスクや美容液/約1,000円〜10,000円/1か月半毎に購入
・乳液/約1,000円〜3,000円/2か月毎に購入
・クリーム/約2,000円〜10,000円/2か月毎に購入
2か月毎で考えると安くて約7,500円、高くて約36,000円くらいとなります。
肌表面や毛穴のメイクや皮脂汚れがきちんと落ちていなければ、いくらよいスキンケア(化粧水、美容液、クリームなど)を使っていても浸透の妨げとなり効果が半減してしまいます。しっかり汚れが落ちるクレンジングを選び、正しい洗い方でていねいに汚れを落とすことが大切です。
化粧水に関してはプチプラでもよいですが、肌の特徴やタイプに合った成分が配合されているアイテムを選ぶこと、年齢とともに乾燥しやすくうるおい不足になりやすいのでたっぷり浸透させる(使い方)ことが大切です。
スキンケアの中でも美容成分がたくさん配合されている美容液やクリームは価格が高くなります。年齢とともに感じる乾燥、シワ、シミ、ハリ、弾力などを予防ケアしたい場合は美容液を重視するのがおすすめです。
例えば、クレンジングを約3,000円、化粧水を約3,000円、美容液を5,000円あたり、洗顔料、乳液、クリームはプチプラ系にするなどでもよいと思います。
いかがだったでしょうか。
値段や流行だけで判断せずに、自分の肌に必要な成分が配合されているもの、ムリのない価格帯のアイテムを選び、ケチらずに正しく使ってみてください。