家にこもりがちな冬だからこそ、フェイスとボディを集中的にケアするベストタイミング! じっくりととり組みたいアンチエイジング対策におすすめの3品を、ヘアメイクアーティストの日熊大志さんに教えていただきました。
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シワには「ポーラ リンクルショット メディカルセラムN」
大変人気のこちらのクリームである「ポーラ リンクルショット メディカルセラムN」。すでに使っている人もいるとは思いますが、このクリームは使い続けることで、シワ改善の持続が見込めます。
しかしながら、「ポーラ リンクルショット メディカルセラムN」は、比較的高価なクリームなので、お試しで買った1本を使ったきりになってしまったり、とくにシワが気になるときだけに使うようにしたりと、ピンポイントで使いがちです。値段をかけたぶんだけ改善を見込みたいなら、使うと決めたら継続的に使っていきましょう。
固めのテクスチャーですので、使用量の調節が簡単であることから、使い方をちょっと工夫するだけで、コスパよく使うことができます。
その工夫とは、スチーマーと併用使いすることです。テクスチャーが固い化粧品を使うときに浸透力を上げてくれるだけでなく、操作性もよくなるのでおすすめです。
シミには「アバンタイム トーンショットクリーム」
色素沈着などのシミ改善に有効な成分「ハイドロキノン」を配合したクリームが「アバンタイム トーンショットクリーム」です。
ハイドロキノンは“メラニンの働きを抑える=バリア機能の低下を促す”ため、日中使いは控え、毎晩の集中ケアに使うのがベストです。
「アバンタイム トーンショットクリーム」は病院処方のハイドロキノンと比較すると効果は劣りますが、日常使いとしてはコスパがよいのでおすすめです。
即効性はありませんが、こちらもまた継続することが第一! 家にこもりがちな冬のうちに、ぜひ使い始めてほしいです。
ボディには「タカミ スキンピールボディ」
角質とは、そもそも体を保護するために皮膚が硬くなる機能のことです。靴をはかない時代は、靴をはいているかのように足、足裏の皮膚は硬かったのです。
現代のように生活環境が整っているなかでは、角質は必要性が感じにくくジャマなものとされ、削ったりしてしまいがち。ですが、削ることで返って肌への負担になってしまいます。
そこで、角質を削るのではなく、うるおいをもたせて味方にするのが、「タカミ スキンピールボディ」。ジェル状なので操作性もよく、少量でよく伸びるのでコスパもよいです。冬はかかとやひじなど、角質がたまりやすいところがひび割れしたりするもの。寒くて家にこもりがちな今こそ、うるおいで角質集中ケアをはじめてみてください。
どの製品も継続して使用してこそ本来のパワーを発揮してくれるものです。ひとつ使いきって満足せず、ぜひ使い続けてみてください。
取材・文/高田空人衣