唇の乾燥によるカサつきや荒れだけでなく、昔に比べて唇の血色が悪くなってきた、唇の厚みやふっくら感などボリュームが減った気がする、口角が隠れて口が小さく見えるなどと感じませんか?
今回はエステティシャンの筆者が年齢とともに感じる唇の変化にあったリップケアとメイクについてお教えします。
Contents 目次
よくある唇の悩みについて
唇に関する悩みに多いのは
・乾燥によるカサつき、皮めくれ、縦ジワ
・乾燥の悪化によるガサついたりしみるような唇荒れ
・血色が悪く、色味がない、くすんで見える
・ふっくらとした厚みや丸みがない、唇が薄い
・ほおや口角のたるみから口角が隠れて、唇が小さく見える
などではないでしょうか。
乾燥による唇のカサつきのケアや色味などはリップクリームなどを使うことが多いと思いますが、リップアイテムもたくさんあり、それぞれ目的が違います。
リップアイテムの種類
・唇を乾燥から守り、保湿するリップクリーム(バーム)
・よぶんな角質を整えるリップスクラブ
・唇にうるおいを補うリップ美容液、パック
・色つきリップの発色、密着、仕上がり、持ちを高めるリップ下地
・唇に色味を補う色つきリップ(ルージュ、ティント、グロス)
・唇のボリュームの演出や保湿力を高めるリッププランパー
目的にあったアイテムを選び、使い分けることがプルプル、ふっくら唇への近道です。
唇の悩み別に合ったアイテムとケア法
●乾燥によるカサつき、皮めくれ、縦ジワをなんとかしたい人に
役立つアイテム:リップクリーム(バーム)、スクラブ、美容液(パック)
(1)唇の皮がめくれていると見た目やリップを塗ったときのなじみや仕上がりが悪くなります。リップスクラブがなければリップクリーム(バーム)を手にとり、指で唇をやさしくマッサージをするようになじませると皮が浮きやすくなります。このケアを週に1度ほどおこないます。
(2)スクラブを洗い流すまたはリップクリーム(バーム)をふきとったあと、リップ美容液もしくはリップクリーム(バーム)をたっぷり塗り、うるおいと保湿力を高めます。
日々の乾燥対策としてメイク前、就寝時にリップクリーム(バーム)で保湿ケアをおこないましょう。
唇の皮をケアすることでつるんと整い、しっかり保湿ケアをおこなうことで乾燥予防や縦ジワケアもできます。 ケアをすると色つきリップのなじみやすさや仕上がりも高まります。
●乾燥の悪化によってガサつくような唇荒れを落ち着かせたい人に
役立つアイテム:リップクリーム(バーム)/ビタミンEやB入りのリップがおすすめ
(1)乾燥がひどく、唇が切れていたりヒリヒリするほど荒れている場合はリップクリーム(バーム)での保湿が優先です。
角質をケアするスクラブや唇をぷっくりさせるピリピリするプランパーやグロスの使用は控えましょう。
スティックで唇に塗ると摩擦による刺激になりやすいため、指先にたっぷりとり唇にやさしく広げます。
1週間ほど保湿ケアをくり返し、まずは荒れを落ち着かせましょう。
●唇の血色が悪く、色味がない唇をなんとかしたい人に
役立つアイテム:リップクリーム(バーム)、美容液(パック)、リップ(ルージュ、ティント)
(1)唇の血色が悪い原因は血行不良や体調不良で一時的に悪く見える、元々色味が薄い、摩擦による色素沈着やくすみで暗く見えるなどさまざまです。
唇は血行によって色味が出やすい部分なのでリップクリーム(バーム)もしくはリップ美容液(パック)を唇に塗り、ラップで保湿をしながら上から温かいタオルをのせて血行を促進させると血色感が高まります。
唇の血色が悪くなると肌がくすんで見えるため、色つきリップは色味がしっかりつきやすく持続力のあるルージュやティントタイプがおすすめです。
●厚みや丸みがない唇をふっくらさせたい人に
役立つアイテム:リップクリーム(バーム)、美容液(パック)、下地、リップ(ルージュ、グロス)、リッププランパー
(1)乾燥対策やうるおいを高める目的としてリップクリーム(バーム)、美容液(パック)で日々のケアをおこないましょう。
(2)色つきリップは色味がしっかりつきやすくうるおいやツヤのあるルージュタイプがおすすめです。唇の中心部分を少しオーバーめに色を重ねると唇の厚みを演出できます。
ルージュの上からプランパーやグロスを重ねるとふっくらとした丸みを演出することができます。
●ほおや口角のたるみから唇が隠れて小さく見える人に
役立つアイテムアイテム:リップクリーム(バーム)、美容液(パック)、リップ(ルージュ、グロス)、リッププランパー
(1)ほおや口角のたるみによって口もとが小さく見えている場合は口角をあげる習慣をつける、夜のスキンケア時や朝のスキンケア時に口角からほうれい線を流すケアをおこないましょう。
(2)色味がしっかりつきやすく持続力のあるルージュを選び、唇に色を重ねます。
口角にたっぷり塗りすぎるとたるんだ皮膚とこすれて輪郭が崩れやすくなるので口角部分は薄めにしておきましょう。
唇の中心部分に色味をトントンと重ね、ルージュの上からプランパーやグロスを重ねると唇の存在感が高まります。
エステティシャン愛用のおすすめアイテム
〈ケアアイテム〉
唇の乾燥を防ぐ目的としてデイリー使いしているA「ユリアージュ モイストリップ(無香料)」。
唇が荒れそう、調子が悪いかもと感じるときはB「ユースキン リリップケアスティック(医薬部外品)」。
乾燥対策として就寝中のリップケアにC「ミキモト コスメティックス リップトリートメント(スティック状美容液)」がおすすめです。
〈メイクアイテム〉
唇にしっかり色づかせたいときはD「ヴィセ ネンマクフェイクルージュ」。
ナチュラルに色づかせうるおい重視したいときはE「ニベア リッチケア&カラー」。
メイク直しが難しく色味をキープしたいときはF「デイジードール ウォータリー リップ ティント」。
ぷっくりとした唇にしたいときはG「ザ・レチノタイム リンクルリップエッセンス プランパー」がおすすめです。
季節ごとに感じる唇悩みだけでなく、年齢とともにくすみ、ふっくら感、シワなどの変化を招くので、悩みにあったアイテムやケアをとり入れてみてください。
関連記事
- Beauty
キレイで居続けるには“やらなくちゃ”と思わない! 美容は楽しむものだから。~美容家・小林ひろ美さん流「メリハリ美容のコツ」Vol.3~
- 0
- Beauty
エイジングケアは40代から。30代は美白ケアに注力! 「いまだからこそわかる」年代別ケア~美容家・小林ひろ美さん流「メリハリ美容のコツ」Vol.2~
- 0
- Beauty
“全身一枚皮美容” や“ながらケア”などキレイの秘訣は意外にシンプルで続けやすいものばかり! ~美容家・小林ひろ美さん流「メリハリ美容のコツ」Vol.1~
- 0
- Healthcare
毎日の習慣に1本! 美容と健康の基盤づくりに。女性にうれしい4大成分がとれて、飲みやすい #Omezaトーク
- 0