冬のあいだ寒さによって体が縮こまっていませんでしたか? 体が縮こまってしまうと首が短く見える、顔が大きく見える原因となってしまいます。 今回はエステティシャンの筆者がデコルテ、首、フェイスラインのケア法についてご紹介します。
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寒さにより体を丸めてしまう姿勢は、美容や健康面で悪影響に!
寒いと感じると肩が上がる、肩が内側に入る、背中が丸くなるなど体がギュッと縮こまってしまいやすくなります。
こういった冬の姿勢によって、鎖骨がV字になる、デコルテがせまく閉じる、肩の盛り上がりが目立つ、肩がこる、首が短く見える、顔が大きく見える、フェイスラインがたるむ、うしろ姿が丸く見えやすくなります。
冬は首もとがかくれていたり、厚手の服で体のラインがわかりにくいですが、春夏は首もとが見えやすく薄手の服になるので、今のうちにデコルテや肩、首、フェイスラインをケアしておきましょう。
デコルテ、首、フェイスラインのケア法
(1)イスもしくは床に座り、坐骨を立てて背すじを真っ直ぐ伸ばします。 腰のあたりで両手をつなぎ、ゆっくり腕を伸ばし10秒キープを3回くり返します。
閉じていた胸もとが開き、同時に肩のつけ根もストレッチされます。
(2)腰のあたりで両手をつなぎ、肩甲骨の下あたりまで持ち上げます。 肩のつけ根から少しうしろに引き10秒キープ。これを3回くり返します。 閉じていた胸もとと肩甲骨が開き、ストレッチされます。
(3−1)左腕を伸ばし、手のひらを上に向けて、腕を少しうしろに引きます。 右手で鎖骨の下を円を描くようにやさしくほぐします。
(3−2)右手で左のわきの肩のつけ根の内側、わきの周辺をほぐします。
(3−3)右手で左肩の盛り上がった部分をほぐします。
(3-1~3)を反対側の肩、わきの周りも同じように行います。
(4-1)首、フェイスラインにマッサージクリームを広げます。 左の肩のつけ根に右手を密着させ、首のつけ根に向かって左右に動かしながら肩の盛り上がった部分をほぐします。
(4-2)左の首のつけ根に右手を密着させ、首すじを通り耳の下に向かって上下に動かし首周りのもたつきを整えます。
(4-3)左のフェイスラインに右手を密着させ、あごから耳の下に向かってフェイスラインを整えます。
(4-1~3)反対側の首、フェイスラインも同じように行います。
デコルテ、首、フェイスラインのケアにおすすめアイテム
デコルテ、首、フェイスラインをマッサージする際にすべりをよくするためにも乳液やクリーム、マッサージオイルを使いましょう。 自宅にあるものを活用してもよいですが、より効果を発揮したい! デコルテのハリ不足、首やフェイスラインのたるみが気になる場合は、リフトアップにはたらきかけるアイテムを活用するのもおすすめです。
ひとつ目は「あしたるんるんラボ わたしのひみつのコスメ ネックマッサージクリーム」です。
首のたるみの原因となる胸鎖乳突筋ケアに着目したクリームでマグネシウム やゲルマニウムの配合、肌のうるおいやハリを高めるエイジングケア成分のナイアシンアミド、アスタキサンチン、セラミド、アルブチンなどが配合されています。
見た目はジェル状ですが、ぬり広げると水っぽい質感に変化し、肌になじむとサラッとした使用感でベタつきにくいです。 年齢とともに感じる首もとのうるおいとハリ不足をケアしたい人におすすめです。
2つ目は「チューンメーカーズ 原液リフトクリーム」です。
肌の保湿、ハリ、弾力を高めるナイアシンアミド、5種の原液(保湿成分:レチノール誘導体、エラスチン、コラーゲン、スクワラン、セラミド)が配合されています。
コクのあるクリームで、肌に広げるとなめらかに伸びて、ぴたっと密着します。肌になじむとしっとり感があります。首も顔も保湿+エイジングケアをしたい人におすすめです。
いかがだったでしょうか?
鎖骨のライン、デコルテや首の肌の質感、シワなどは意外と年齢が出やすい部分なので、薄着になる前のケアの参考にしてみてください。