くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…花粉症の症状が出ているとメイクをすることがツラくもなりますよね。そこで今回は、花粉症時期におすすめのメイク法をヘアメイクアーティストの日熊大志さんに教えていただきます! 凝ったメイクをすることもなく、少しのメイクでキレイ度がアップ! メイク落ちも汚くならない方法をご紹介します。
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花粉症時期にポイントメイクをするならココ!
花粉症がひどいと、マスクは必須アイテム。とくに目のかゆみがひどくてたまらない人は、“眉”にポイントをしぼってメイクをするのがおすすめです。
眉メイクでおすすめしたいアイテムは、眉マスカラ! 眉マスカラといえば、ベーシックなブラウン系はもちろんなのですが、せっかくならカラーものをとり入れてみてください。
おすすめカラーは、グリーン、ブルー、レッド。色だけ聞くと、「え?」と躊躇してしまうかもしれませんが、髪の色と同じで、毛にのせると意外となじむので過激な派手さはありません。
また、この3色はプチプラからデパートコスメまで幅広くとり扱いがある色なので、予算や好みに合わせて選びやすいです。しっかり発色させたい方は、眉マスカラ下地も併用して使いましょう。
眉メイクに+αするならこれ!
眉マスカラにプラスして、アイブロウペンシルやアイブロウパウダーも、カラーものを選ぶのがおすすめです。
顔の印象が薄くなりやすい人は、眉の上側の輪郭だけブラウンを使ってから、カラーアイブロウペンシルやアイブロウパウダーを使うとよいです。輪郭をしっかり描いておくだけで、眉の存在を残せるので、顔の印象が薄くなることを防ぐことができます。
マスカラは、ここだけ塗る!
花粉症の時期は、粘膜に近い部分をできるだけメイクしないようにするとよいです。
そこで、地肌にふれない“上まつげの毛先のみ”マスカラを塗るようにしてください。このとき、マスカラ液が重いと、まつ毛が落ちてくるので、マスカラ選びが重要になってきます!
マスカラは、質感の軽いフィルムタイプを選ぶようにしてください。花粉症時期は、目のかゆみで涙が出ることが多くなるため、“涙に強いウォータープルーフ”タイプのマスカラを選びがちです。決してこのタイプがNGではありませんが、今までこのタイプを使用していて、満足度が低いという場合は、ぜひ“フィルムタイプのマスカラを、毛先だけにつける”。これをやってみてください。
ノーファンデにするなら、代わりに使うのはこれ!
花粉症時期は、なるべく肌への負担を避けることが大切です。そのために、あえてこの時期はノーファンデで過ごすのもおすすめ。
ファンデーションの代わりに色のついた日焼け止めクリームを使うほうが肌への負担がなく、外的刺激からはしっかり守ることができて、落ちたときの汚さもファンデーションを塗ったときよりはずっとキレイです。
肌や粘膜周辺へ負担をかけず、最低限のメイクでキレイを作る方法を、ぜひこの時期はとり入れてみてください。
取材・文/高田空人衣