顔が大きい、四角い、長いのは骨格のせいだから変えられない......、と思っている人も多いはず。そんなことはありません! 骨格を横やタテに引きのばしてる正体は、実は顔やあご、首の筋肉。この筋肉をマッサージすることで、強張っていた筋肉がほぐれて、顔がひとまわり小さくなるという施術が話題です。その施術とは、1回でむくみがとれ、メイクのノリも見違えるほどよくなる『ミオドレ』。モデル、タレントが撮影前に駆け込むゴットハンドが提案するセルフ小顔術を紹介します!
Contents 目次
夜、3分のミオドレ式小顔マッサージで 翌朝、顔がひとまわり小さくなる!!
顔の形や大きさを変えることができたら……、そんな願いをかなえてくれるのが、多くのモデルやタレントなど著名人のボディメンテナンスを担当するソリデンテ南青山院長・小野晴康先生が考案した『ミオドレ』の小顔術。
痛みはあるけれど、確実に変化が見えると話題のミオドレは、新ボディマッサージ法として今やトレンド。でも体だけでなく、顔も体と同じように筋肉で覆われているのでミオドレのセルフマッサージがとても有効なのだそう。
ミオドレマッサージの特徴は、顔を直接触るよりも、顔を下や横に引っ張っているあごや首の筋肉をほぐすこと。ここの筋肉の強張りがとれてしなやかになると、血流がよくなりむくみがとれ、さらに筋肉が張り出して大きくなっていたフェイスラインがすっきりとしてきます。1回でもむくみ改善やメイクのノリがよくなるなどの変化が感じられるはず。
さらに、骨は常に代謝をくり返して生まれ変わっているので、ミオドレの小顔マッサージで顔周りの筋肉をやわらかくほぐすことを習慣にすれば、徐々に顔の大きさや形も思い通りに!
1日の終わりにメイクを落としながら、約3分のミオドレ式小顔マッサージで理想の小顔を手に入れましょう!
ミオドレ式小顔マッサージ1 むくみとり
お酒を飲んだ後だけでなく、肩こりや首こりがあると顔はむくみます。それを放っておくと脂肪がたまりやすくなり、大きな顔に。その日のむくみはその日のうちに!
あごの下のくぼみを5秒押す
あごを少し上げ、両手の親指をあごの下のくぼみにあてます。親指を骨の下に押し込んだら、そのまま5秒押しましょう。これを3回行います。
鎖骨のくぼみをギュッと押す
右手の中指を左の鎖骨のくぼみにあて、中指でギュッと3回押します。指の位置をずらしながら、硬い部分があればそこは念入りに。反対側も同様に。
耳の下から鎖骨まで首筋をさすり下ろす
首を右に軽く傾け、左手の親指を左耳の下にあてます。そこから鎖骨に向かって、強めに5回さすりましょう。反対側も同様に。これを2セットくり返します。
フェイスラインをさすり上げる
少し顔を上げ、両手の親指をあごの下のくぼみにあてます。そこから耳の下まで強めにフェイスラインを5回さすりましょう。これを2セットくり返します。
ミオドレ式小顔マッサージ2 たるみとり
顔を横に大きく見せ、ほおをたるませる原因のひとつが噛む時に力が加わるほお側面の筋肉・咬筋の張り。特に食いしばりグセのある人はエラが張って、顔が大きく見えます。硬くなった咬筋をほぐして、たるみや大顔を予防しましょう。
あごの下のくぼみを5秒押す
あごを少し上げ、両手の親指をあごの下のくぼみにあてます。親指を骨の下に押し込んだら、そのまま5秒押しましょう。これを3回行います。
鎖骨のくぼみをギュッと押す
右手の中指を左の鎖骨のくぼみにあて、中指でギュッと3回押します。指の位置をずらしながら、硬い部分があればそこは念入りに。反対側も同様に。
エラをさすり下ろす
左手であごをつかんだら、親指を上の歯と下の歯を強く噛んだ時にふくれる場所(咬筋)にあて、そこを中心にほおの側面を5回さすり下ろします。反対側も同様に。これを2セットくり返しましょう。
口角横からほおをまんべんなくさする
左の口角の横を左手の親指と人さし指で強めにつまんで、離します。これを10回くり返したら、反対側も同様に。
★「むくみとりマッサージ」と「たるみとりマッサージ」を同時に行う場合は、同じプロセスは、はぶいて行っても構いません。
文/山本美和 撮影/布川航太
写真/『ダイエットマッサージ大全』(光文社)