大人のファッションに今っぽさを手軽にとり入れられて、しかも安価でお財布にもやさしい“ファストファッション”と言われていたプチプラブランド群も、コロナ禍以降、軒並み値上がりしていますよね。以前ほどお得感が得られないという不満に限らず、品質も以前より劣る気がする…といったモヤモヤを抱え、どこに行けばお手頃価格でオシャレを楽しめるのかわからない。そしてそのまま、割高になったプチプラブランド品を買い続けていませんか? 今回はスタイリストの筆者が、若者向けのブランドであるものの、アラフォー以降のオトナ女子が違和感なく使える掘り出しものが見つかる、お手頃価格のブランドをご紹介します。
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おすすめブランド<1>VIS(ビス)
「VIS(ビス)」は、もともと10~20代の女性をターゲットにした、JUNのブランドです。
以前はかわいらしさを全面に打ち出したイメージのデザインが多かったものの、2022年秋冬シーズンより、ロゴとともにコンセプトを一新。以降は、ハンサムなイメージと華やかなイメージがメインのデザインに変わったことで、30代以降の女性でも違和感なく着られるアイテムが、見つかりやすくなりました。
じっくり探すと、某国内ブランドで2~3万円する服とデザインが似ているものが、セールなら1,000円代、正規価格でも3,000円代で販売されていたりするので、筆者自身、服を買うときにまずは「VIS」でチェック!
そのくらい“VISパト”は、買いもの前のルーティーンになっています。
ボトムに関しては、毎シーズン発売される定番に限りますが、サイズ展開が豊富なところもおすすめ。お値段も、ほかで買ったら1万数千円してしまいそうなものが、4,000円代とお手頃価格で見つかります。
おすすめブランド<2>KBF(ケービーエフ)
「KBF(ケービーエフ)」は、アーバンリサーチのブランドです。
ケービーエフのターゲット層は、10代後半から20代という比較的若い女性なのですが、じっくり探すとオトナ女子でも違和感なく着られるものがあるんです。
ケービーエフは、シンプルな服をベースに、ほんの少しエッジの効いたデザインを得意としているブランド。なので、ワンシーズンしか着られない、鮮度が一瞬の服というよりは、トレンドが過ぎても数年見越して着られる“オシャレスパイスの効いた服”が見つかります。つまりは、ベーシック過ぎず、トレンドのやり過ぎ感がないということ。その点は、オトナ女子が選びたい絶対的要素だったりするんですよね。
そういった服が、正規価格だと6,000円前後。セールになると、1,000円代から見つかります。
筆者のおすすめは、トップス! ほかで買ったら2~3万円しそうな細部まで凝ったデザインのアイテムが数千円で見つかりますよ。
品質も劣らず、人とかぶりにくいところも含め、お得感を得られる2ブランドをご紹介しました。ぜひチェックしてみてくださいね。