日本よりもお手頃価格で利用できる美容クリニックが多いことから、美容目的の旅先としても人気の韓国・ソウル。できれば週末弾丸でも美容渡韓を叶えたい!という方もいるのでは。
韓国クリニックでは珍しい日曜営業、新沙(シンサ)駅から徒歩約3分という好立地。肌管理やリフトアップ施術を中心に、1対1のオーダーメイド施術が人気の「ザ シンサ クリニック(THE SINSA CLINIC)」を渡韓歴約50回のトラベルライターがレポートします。
Contents 目次
インテリアにこだわった高級感あふれる内装
今回ご紹介するザ シンサ クリニックは、おしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ江南(カンナム)エリア、カロスギルからすぐ。買い物や観光の間に立ち寄れるため短い旅程でも便利なクリニックです。
まるでホテルやラウンジのような高級感あふれる内装は院長自身のこだわりインテリアだそう。2フロアに渡る院内は、受付のある5階がシックな黒基調、6階が木の温かみのあるインテリアで各フロア異なる雰囲気になっています。
オーダーメイドの肌管理メニュー
ザ シンサ クリニックでは、予約時点で施術メニューを決める必要はなくメニュー表のようなものはありません。なぜなら、実際に肌診断機器と医師の触診を含めて総合判断の上、必要な施術の提案があるからです。
日本語で予約できるクリニックも増えているソウル。中には「工場系」と言われる、予約時に希望メニューを伝え、流れ作業で麻酔から施術まで複数のスタッフで分担して行われるお手頃価格のクリニックも多数あります。もちろん、リピーターや知識があって受けたい施術が明確な方にはいいでしょう。
「美容医療には興味があるけれど、正直何をやったらいいかわからない」という方には、少々時間がかかっても、しっかりとカウンセリングを受け、ひとりひとりに合った施術内容を見極めることができるクリニックをおすすめします。そうすることで、海外で不要な施術を受けなくて済むでしょう。
安心の日本人通訳付き。丁寧なカウンセリング
海外旅行の最大のハードルとも言える、言語問題。ただでさえ美容医療施術を受けるのはドキドキするもの。しっかり効果やリスクも理解した上で施術を受けたいですよね。
ザ シンサ クリニックの通訳者はすべて日本人。細かいニュアンスも理解しやすく、安心して初めての施術も受けることができます(これまで複数の韓国美容クリニックを訪れましたが、日本人通訳者がいるクリニックは初めてでした)。
実際の施術の流れをレポート
パスポートを預けてカルテ作成
初回はカルテ作成から。パスポートを預けて登録をしてもらいます。
中には免税手続きのためにパスポート持参必須のクリニックもありますが、ザ シンサ クリニックでは免税対応はありません。ただし、過去に同じ施術内容を受けた免税対応クリニックよりもトータル金額は安かったので、免税有無はさほど重要ではないと思いました。
セルフ洗顔でメイクオフ
洗面台に案内され、患者自身でメイクをオフします。クリニックによってはベッドでクレンジングを行うところもありますが、まつエクをしていたり、渡韓中にアートメイクを行う方がいたりと、自分でオフできる方が安心かもしれません。
カチューシャ、ヘアゴム、ドライヤー完備なので、もちろん手ぶらで大丈夫です。
いざ肌診断
専用の部屋に案内され、機械で肌診断を実施します。水分量、隠れたシミなど目を背けたくなる結果と向き合うことに。
水分量は3箇所の数値合計が100あれば、乾燥肌ではないということでした。この診断内容をもとにさらに詳しいカウンセリングを実施します。
約1時間!?丁寧すぎるカウンセリング
カウンセリング前に事前に通訳の方同席の上、韓国人室長に気になる肌悩みを伝え、カルテに記入してもらいます。肌診断結果をパソコンに投影し、いざカウンセリングスタート。
今回お願いしたのは院長直々のカウンセリング(追加料金20,000ウォン/約2,250円がかかります)。気になる流行りの施術は実は自分には必要ないものがあったり、筋肉の動きなど触診をして施術を提案してくれるスタイルです。
例えば近年気軽に受けられるようになったシワ改善のボトックス。額のシワが気になるためボトックスを希望すると、私の場合、目の筋力が弱いことからリスクがあることが判明。ボトックスではなく、痛みもなく専用アプリケーターで目の周りや額にアプローチできる高周波(RF)治療機器「3DEEP」を勧められました。
人気のリフトアップ施術のハイフや事前に気になっていたインモードの機械施術も、頬の脂肪の量を確認しておすすめしないと言われ、驚くばかり。カウンセリングを進めていく中で、他院でおすすめされた高額施術も実は必要ないと言われることもありました。たるみを気にしてリストアップ施術を希望する患者の中には、コラーゲンも生成され小顔効果のある脂肪分解注射の方が効く場合もあるそうです(ザ シンサ クリニックの脂肪分解注射はステロイド非配合)。
カウンセリングの所要時間は個人差がありますが、私の場合気づけば約1時間程度に。通訳が入るため少々時間がかかるのはもちろんですが、納得いくまで丁寧にカウンセリングをしてくれ、院長自らが施術に入ってくれるのも安心ポイントです。
施術内容確定後、料金が決定。いよいよ施術へ移ります。
完全個室のプライベート空間で施術スタート
施術はすべて完全個室で行われるので、クリニック内で他の人と会うことはほとんどありません。
今回はニキビ跡治療のために赤みを抑えるレーザー施術に加え、人気のスキンブースター「ジュベルック」の手打ち注射も受けることに。
ジュベルックはポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸製剤を合わせて使用する注入剤で、コラーゲンの生成を促しニキビ跡や毛穴の広がり、しわ、たるみにも有効と言われています。今回はニキビ跡を中心に、容量を調節しながら手打ちで注入してもらいました。
以前、他院での手打ち注射の痛みに耐えられなかった不安を伝えたところ、まずは塗る麻酔を長めの時間置くところからスタート。
追加料金はかかりますが、場合によっては笑気麻酔も睡眠麻酔も対応してくれます。
音楽が流れる空間で、リラックスしながら麻酔が効くのを待つこと約1時間。別室の機器施術室に移動し麻酔注射を実施。トントントンと針が入っていく感覚と耐えられる程度のチクッとする痛みだけで、そのあとは驚くほどほぼ痛みを感じない状態に。医師が違えばこんなにも痛みが少ないのかと驚くほど、ジュベルックの注入時も耐えられる痛みでした(スキンブースターの痛みのレベルは、リジュラン>ジュベルックだそうです)。
レーザーなど一通りの施術を終えて、再び最初の部屋に戻り簡単な鎮静を行って終了です。
アフターケアと感想
今回受けた施術の中で、ダウンタイムがあったのは手打ちのジュベルックのみ。当日は注射した箇所がボコボコする様子で、2〜3日は赤みがありました。翌日からはお化粧もできるので、ファンデーションで隠れる程度の赤みは特に気になりませんでした。
一方で、レーザー治療のジュネシスも受けたので、乾燥予防の保湿と日焼け止めは必須。1週間は特に日焼けに注意して過ごしました。当日、クリニックでは肌の負担を考えてあえて術後に日焼け止めを塗らないため、帽子など持参するといいでしょう。
約2週間すると、肌のハリや艶、毛穴が明らかに違うのを実感。ジュベルックは月1回ペースで施術を受けるとより効果が出ると聞き、院長の痛みを抑えた丁寧な施術を受けに次回の渡韓を計画したくなりました。
ザ シンサ クリニックの予約方法
韓国の人気クリニックはすぐに予約が埋まってしまうため、渡韓を決めたらなるべく早く予約をおすすめします。
ザ シンサクリニックの予約はすべて公式LINEから日本語で行えます。各施術内容の料金はウェブサイト上に掲載されていないため、アメブロやInstagramのイベントキャンペーンをチェックしておくと価格感がわかって便利です。
>>ザ シンサ クリニック(LINE登録)
次回の渡韓、美容大国・韓国で美容医療を体験をしてみてはいかがでしょうか?
【THE SINSA CLINIC】
道路住所:서울 강남구 도산대로11길 11 5층, 6층
地番住所:신사동 515-8
アクセス:地下鉄3号線シンサ駅徒歩3分
営業時間: 11:00~17:30(日・月)/11:00~20:00(火〜土)
https://ameblo.jp/thesinsa-jp/
Instagram:@thesinsa_jp
文/Michelle
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