肌に潤いを与えてくれる、万能保湿クリームといえば『ニベアクリーム』。普通に塗るのも良いけれど、ヘアメイクアーティストchihoさんによると「ニベアクリームは、お風呂で使うことで、顔から体まで全身のベストなむくみケアができるんです」とのこと。なぜなら、ニベアクリーム独特の少し硬めのテクスチャーが、バスルームで使うのに最適だからだそう。早速、お風呂でワンランク上のむくみケアができる、とっておきの使い方を教えていただきました。
Contents 目次
ステップ1 湯船でしっかり温まる
まずはゆっくり時間をかけて、湯船に浸かりましょう。 体が温まり血行が良くなっている時こそ、リンパマッサージに最適なのです。 リンパの流れに沿ってマッサージすることで、体内の循環が良くなり老廃物がスムーズに排出されやすくなりますので、むくみの解消につながります。 半身浴をしながら、まずはニベアクリームを使ったフェイスマッサージで、むくみをとりつつ、もっちりハリのある美肌ケアを行います(chihoさん)
ステップ2 ニベアクリームを使った、フェイスマッサージ
さくらんぼ2個大くらいのニベアクリームを手のひらに取り、温めてやわらかくしてから、顔の5か所(額・鼻・両ほお・あご)にのせて顔全体をやさしくマッサージします。まずはおでこから、以下の流れで行います。
- おでこからこめかみに向かって、人さし指と中指を使い手をすべらせます。
- 目の周りを指の腹でやさしく1周押して、マッサージします。
- ほお骨の下からこめかみへ向かって、ゆっくり下から押し上げるようにします。
- 手をグーにして、あごからこめかみに向かってゆっくり下から上へ持ち上げます。
- 両こめかみをプッシュしたら、耳の後ろから首すじ、鎖骨へと手をすべらせて、最後に鎖骨のくぼみをぐっと押し、老廃物を流します。
この5つの流れを、むくみが特にひどいと感じるときは、3回くり返すと効果的です。 お風呂の湯気のおかげで、ニベアクリームが扱いやすくなり、最初はクリームで真っ白だった顔が、マッサージが終わるころには肌になじみ、湯気のスチーム効果もプラスされて、もっちりお肌になります。 このフェイスマッサージを終えてから、湯船から出てボディケアを行います(chihoさん)
ステップ3 ニベアクリームでできるボディケア
さくらんぼ2個大くらいのニベアクリームを手のひらに取り、温めてやわらかくしてから、かかとやひざのように乾燥がひどく、皮膚が硬くなっている部分からクリームを塗ります。 ここで、ニベアクリームとオイルと混ぜて使うと、のびがさらによくなり、保湿力もアップします。お手持ちの美容オイルで大丈夫です。 ニベアクリームとオイルを混ぜた、特製クリームを塗りこんだら、足首→ふくらはぎ→太もも→ヒップの順で、下から上へ心地よい圧をかけるように、皮膚をプッシュしながら浸透させていきましょう。 リンパの流れを意識しつつ、ほどよい力加減で手をすべらせながら塗っていくだけで、むくみの解消につながります。 最後はシャワーで軽く洗い流し、バスタオルで水滴を軽くふき取ります。 顔は、そのままいつものスキンケアを行ってください。 肌に残ったニベアクリームが気になるようなら、化粧水を含ませたコットンで軽く拭き取ってくださいね(chihoさん) さらにchihoさんは、ステップ2のニベアクリームを使ったフェイスマッサージ後、フェイスパックをしながら、このボディケアを実践しているそう。鼻の皮膚がむけてくるほどのひどい乾燥でも、効果を実感できるのだとか。 以上、全身のむくみ対策+極上保湿がすべてお風呂で完結してしまう、とっておきニベアクリームケア。 ぜひ、お風呂でやってみてくださいね。 取材・文/空人衣