小顔を目指す女性にとって、顔のエラ張りはとっても気になる問題。でもこれって骨格だから、とあきらめていませんか? 小顔矯正師のhyonさんによれば「エラ張りさんはガンバり屋さん」とのこと。ではいったいどうすれば? 効果的なマッサージ法を教えていただきました。
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エラ張り顔になってしまう原因とは?
顔が大きく見えるだけでなく、男性的にも見えてしまう顔の“エラ”。
エラが張っていることが、コンプレックスの女性は、骨格が問題だと思いがちなのですが、実はそれは間違い!と語るのは、小顔矯正師hyonさん。
hyonさんいわく、エラ張りの多くは“筋肉の発達”と“リンパの滞りによる、老廃物の蓄積”が大半を占めていて、多くの女性が原因と決めつけてしまう“骨格”に当てはまる場合はほんの一部。
エラ張りが起こりやすい原因はさまざまだそうですが、歯をつい食いしばってしまう、日々『頑張っている人』に多いのだそうです。
しかし、頑張っている人にいきなり「頑張るのをやめなさい」というのは、難しいもの。
そこで本気でエラを改善するなら、歯医者さんで自分の口に合った『マウスピース』を作り、今回教えていただくセルフケアを行うのが改善の近道!ということで、さっそくエラ張り改善マッサージを教えていただきましょう。
エラ張りマッサージSTEP1 耳下腺のリンパを開ける
いきなりエラをマッサージしても、リンパの流れが悪いままでは吹き出物の原因になってしまうのだそう。
まずはリンパの流れをよくするために、人さし指の関節にある骨を使って、耳の下にある、押すと少し痛みがある箇所を両耳下、同時に押します。
ゆっくりじわじわ、3回。
さらに耳下腺からエラに向かって、3回えぐるように押していきます。さらに首すじから鎖骨のリンパへ、指でそわせながら流していきます。この2つの流れを2回行います。
エラ張りマッサージSTEP2 首・肩の筋肉をマッサージ
首の後ろや後頭部の首との境目あたりが重いな、痛いなと感じたことはありませんか?
ここが凝り固まっていると、エラに影響もあることはもちろん、顔のたるみの原因にもなります。
耳の後ろから、首の根元との境目にあたる後頭部の真ん中に向かって、両手の親指でマッサージ。
外側から内側へ向かいほぐしていきます。これだけでもかなりリフトアップに!
真ん中までいったら、今度は左右片側ずつ、同様にこの部分をほぐしていきます。
人さし指と中指を使って、後ろから前へ、回しながらほぐしていきます。
その後鎖骨のリンパへ向かって指の腹を使いながら流していきます。
やり方は後ろから前へ。押している感じを残しながら、3回押します。
少しずつスライドしながら、このあたり全体をほぐしていきます。
そして最後は必ず、鎖骨リンパへ流すようにしましょう。
エラ張りマッサージSTEP3 エラのマッサージ
人さし指と、中指の第2関節を使って、エラをマッサージ。
必ず口を開けた状態で、まずはエラの筋肉部分を上下にゴリゴリとほぐしていきます。
少しずつ、ほぐしながら耳下付近の筋肉までしっかりとほぐしてそのまま耳下腺のリンパへ流していきます。
さらに首から鎖骨のリンパまで、一気に流すことを忘れないでください。老廃物がリンパに蓄積し逆効果になります。
これらを継続して毎日行いましょう。また日々心がけることとしては、30分に1回、意識して口角をゆるめたり、できるだけ口元の筋肉をゆるめる機会を増やすことが、エラ張り改善に欠かせないこと。
テレビを見ながらなど、何かをしながらできる簡単エラ張りマッサージ。
ぜひやってみてくださいね。
【取材協力】
※鄭 賢栄(hyon)…医療国家資格を持つ、小顔矯正師。小顔王子こと中井克治の弟子で現在、認定講師としても活動中。
リンク先 https://www.facebook.com/hyunyeong.chung?fref=ts
写真・取材・文/空人衣