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つるんとした肌になると人気の「ピーリング」。美容医療やエステサロン、セルフケアでの違いをエステティシャンが解説
鼻まわりのザラつきや毛穴の黒ずみが気になる、凹凸のないつるんとした肌になりたいと感じている人も多く、最近では美容医療やエステサロンでのピーリング施術が人気です。今回は、エステティシャンの筆者がピーリングの施術についてや、種類、注意点などについてお教えします。
Contents 目次
ピーリングで期待できる効果とは?
ピーリングとは、peel(ピール)=皮を剥くという意味があります。 ピーリング成分が配合されたアイテムを用いた施術やケアによって、不要な角質や毛穴につまった角栓や汚れを落とし、なめらかでつるんとした肌に整えることができるのが特徴です。
クリニック、エステサロン、セルフでのピーリング施術の違いや特徴
【クリニックでのピーリング施術の目的と施術方法】
古い角質や汚れを落とすほか、ニキビやニキビ痕、乾燥肌、シミ、ソバカス、肝斑、小ジワなど皮ふ疾患の治療や改善を目的とします。
薬剤を肌に塗布して古い角質や汚れを落とすケミカルピーリング(ミックスピール)や、薬剤を浸透させて肌表面の再生を促すマッサージピール、コラーゲンピール、そのほか専用のマシンを使って角質や汚れを除去するハイドロピーリング、レーザーピーリングなどがあります。
【エステサロンでのピーリング施術の目的と施術方法】
肌の汚れや古い角質を落とし、角質層を整え肌をなめらかにする。また、くり返すニキビや肌荒れを防ぐことを目的とします。
ピーリング剤が配合された薬剤やスキンケアで古い角質や汚れを落とすケミカルピーリング、ハーブピーリングのほか、専用のマシンを使って角質や汚れを除去するハイドロピーリングなどがあります。
【自宅でのセルフピーリングケアの目的とケア方法】
肌の汚れや古い角質を落とし、角質層を整えて肌をなめらかにする。また、くり返すニキビや肌荒れを防ぐことを目的とします。
ピーリング成分が配合された洗顔料、洗い流すタイプのパックで古い角質や汚れを落としたり、ピーリング成分配合の化粧水や美容液で古い角質や汚れを落としたり、ごわついた肌をなめらかに整えます。
【ピーリングの注意点】
炎症などの赤み、肌荒れがある場合は使用するピーリング剤や手法によっては肌に刺激と感じることもあるので自己判断でするのはやめておきましょう。また、美容医療や皮ふ科などの治療を行っている人は、ピーリングを行う際、医師や看護師に確認してください。
エステティシャンおすすめ!自宅でできるピーリングアイテム
肌のザラつきやゴワつきを整えたい、毛穴の汚れや皮脂づまりが気になる人には、沖縄産のクレイ、ピーリング効果のあるAHA、発酵AHA、BHA誘導体が配合された「チューンメーカーズ 原液クレイマスク」がおすすめ。
毎日クレンジングや洗顔をしていても落ちきれていない汚れがあるので、週に1回ほどのスペシャルケアとして使う洗い流すタイプのマスクです。
洗顔後の肌に目もとと口もとを避けて塗り広げ、5〜10分置き、洗い流します。
ザラつきやゴワつき、皮脂づまりなどが落ちてつるんとした肌ざわりに整うほか、くすみや不要な汚れが落ちることで肌がパッと明るくなります。
肌のザラつきやゴワつきのないなめらかな肌になりたい、スキンケアの浸透を高めたい人にはピーリング効果のあるAHA、発酵AHAが配合された「チューンメーカーズ 原液ピーリング液(ふき取り化粧水)」がおすすめです。
古い角質や毛穴の皮脂が停滞しやすく、肌のザラつきやゴワつき、スキンケアの浸透が悪いと感じる場合は洗顔後のあとに、ふき取り化粧水で古い角質や汚れをふき取るのもおすすめです。
ピーリング効果のある原液が混ざったふき取り化粧水ですが刺激が少なく、さっぱりとした使用感です。
使用後は角質や汚れが落ち、肌がなめらかに整いスキンケアの浸透も高まります。
肌のザラつきやゴワつきを整え、なめらかな肌に整えたい、透明感のある肌にしたい人には角質ケア効果のあるマンデル酸、乳酸桿菌(乳発酵液)が配合された「ビービーラボ スムースブースターローションPro.(美容液)」がおすすめです。
角質ケア成分以外に、使用前に容器を振るとナノバブルが発生するので、肌に浸透しやすく、かたくなった角質をやわらかくほぐします。
角質ケア美容液として使う場合は、洗顔後、使用前にボトルを上下に振り、美容液を手にとり顔全体になじませます。また、ふき取り美容液として使う場合は、美容液をコットンに含ませてやさしくふき取ります。2つの使い方ができるので、肌の調子に合わせて使い分けすることができます。
使用後は、乾燥や肌の代謝によって停滞した角質がほぐれ、肌のキメが整います。
いかがだったでしょうか。 ピーリング施術やスキンケアによって古い角質や汚れを落とし、つるんとなめらかな肌にするという目的は同じです。だけど、クリニックやエステ、セルフケアではピーリング剤の種類や濃度、手法が異なるので悩みや予算によって施術やケア方法を選んでみてください。