猛暑が過ぎても、残暑が厳しい昨今の日本。ようやく気温も落ち着きはじめ、朝晩がヒヤッとして秋の訪れを感じ始めた頃。スキンケアと同じくメイクもストレスフリーに衣替えをするための方法を、ヘアメイクアーティストの日熊さんに教えていただきました。
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朝晩の涼しさが安定したら、まずはこのメイクを衣替え!
朝と夜の風がひんやりと感じられるけれど、でも日中はまだ暑い日もある。そんな季節の変わり目からは、“アイライン”を衣替えしましょう。なぜアイラインなのかというと、アイラインは暑くても湿度が高くても崩れにくいメイクであるため。汗の影響を受けにくい部分のメイクをまずは秋仕様へとチェンジしていくことで、蒸し暑さが続く昨今の日本の秋に対応できます。
今秋のおすすめは、グレーのアイラインペンシルと、ブラックのアイラインリキッド両方を使った、ダブルアイライナーメイクです。
今季のトレンドファッションである、ベロアやラメとの相性がよく、一気に今っぽさと秋っぽさが叶えられます。
ちなみに、日中の暑さが続く日は、アイシャドウは夏のままでOK! アイシャドウは夏模様、アイラインは秋模様とあえてそろえないことで、季節の変わり目を表現できるのです。
夏→秋のおすすめアイメイク方法
秋といえば、スモーク(灰色)を貴重としたアイメイクが定番です。そのなかでも今季はテラコッタと呼ばれる素焼きにした土器色と、カーキがトレンドカラー。
これらのカラーをグレーベースに重ねるのが、今季おすすめのアイメイクです。
【アイシャドウの手順】
<1>薄いグレーをアイホール全体に塗ります。
<2>テラコッタ、もしくはカーキをアイホール中央にのせます。
<3><2>よりも濃い同系統の色を使って、アイホール全体、ベースのグレーより5mm程度せまい範囲に塗り、目もとを引き締めます。
【アイラインの手順】
<1>グレーのアイライナーペンシルを使って、目の周りをぐるっとフチどります。
濃くならないように、圧をかけず、薄めに描くことがポイントです。
<2>グレーのアイライナーペンシルで描いたところを、ブラックのリキッドアイライナーで輪郭を描くように引いていきます。こうすることで目もとをぐっと引き締めます。
ポイントはどちらも太くし過ぎないこと。圧をかけずに、薄めに描くことです。
服といっしょにメイクも衣替えして、秋を迎えましょう!
取材・文/高田空人衣