オイルを“足す”ではなく“なじませる”ケアへ

肌を健やかに保つには、単に油分を足すだけではなく、「水分との調和」「なじみやすさ」が鍵。オイルイン美容という考え方は、そのバランスをうまく叶えてくれる“中間形態”とも言えます。肌表面にベタつきを残さず、潤いのヴェールを感じさせる感触を実現できることが魅力です。

フェイスケアの導入役として使える“オイルウォーター”、ボディケアの“ボディセラム”を実際に使用してみたので、感想をご紹介します。

「ネクターデルミエール アクティベーターオイルウォーター」

このオイルウォーターは、油溶性の保湿成分と水溶性保湿成分の２層構造。自然由来のAHA(*1)・PHA(*2)を配合しており、やさしく角質ケアしながら潤いを補う導入役として設計されています。
使い方は洗顔が終わった直後に２層が混ざるようによく振り、２、３プッシュ手にとり、両手で包み込むように顔全体にゆっくりなじませます。
また、くすみ(*3)が気になるときは、コットンに５～10プッシュして、やさしくふき取ることで古い角質や毛穴の詰まりをオフ。ふき取りはスペシャルケアとして週に１回ほどとり入れてみました。

初めて使ったとき、「オイル入り」と聞くと重さを想像しましたが、振って出してみるとまるで軽めの乳液に近い手触り。肌にのせるとすぐにすっとなじみ、膜感を残しながらもベタつきは感じませんでした。
夜の洗顔後に使うとごわつきがちだった肌でも化粧水・美容液の入りがよくなる実感がありました。さらに、翌朝の化粧ノリもなめらかに！
*1：グレープフルーツ果実エキス（整肌成分）
*2：グルコノラクトン（整肌成分）
*3：乾燥や古い角質による

「ロルベジタル ハイドレーティング ボディセラム」

ロルベジタル ハイドレーティング ボディセラムは、美容液成分とオイルを配合した２層型。肌をなめらかに整える栗の葉エキス(*4)と、肌を保護するチェストナットオイル(*5)を含み、バランスが考えられた処方。

香りは森林のようなウッディ系で、ボディケアタイムがちょっとした癒やしになる点も魅力です。

実際に入浴後すぐ、体が湿って温かいうちに使ってみました。
肌になじませ始めるとすっと溶け込むような軽やかさが印象的。べたつきは感じず、指先で触っても“しっとり、だけれどさらっとしている”状態が続きます。
とくに脚のすねあたりに使ったとき、肌が“きゅっ”と引き締まるような感触があり、触ってみたときの滑らかさが違ったのがうれしい驚きでした。
香りも森の中にいるような落ち着きがあり、ボディケアタイム自体がリラックスタイムに昇華されました。
*4：ヨーロッパグリ葉エキス（整肌成分）
*5：ヨーロッパグリ種子エキス（整肌成分）

これからの乾燥が厳しくなる季節にこそ、オイルイン美容は頼れる味方になってくれます。メルヴィータの「ネクターデルミエール アクティベーターオイルウォーター」と「ロルベジタル ハイドレーティング ボディセラム」は、顔・体それぞれで潤い補給と軽やかさを両立できる実力派。
ただ足すケアではなく、肌と調和させながらなじませるケアをとり入れることで、乾燥に負けない、しなやかでうるおった肌が手に入るはずです。
（編集おこめ）

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