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CATEGORY : ビューティ |スキンケア

くり返すニキビの原因は体のサイン? 東洋医学「瘀血」で考える体の巡りケア

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肌荒れに悩む女性

ニキビがくり返しできてしまうと、「またか…」と憂うつになりますよね。ニキビは単なる肌のトラブルではなく、東洋医学では体の内側の滞りが関係していると考えられることも。
なかでも「瘀血(おけつ)」という状態は、血や気の巡りが悪くなることでニキビに影響するとされ、タイミングよくニキビが出る人にサインを与えてくれます。本記事では、ニキビのメカニズムを東洋医学の視点で探り、今日からできるケア法を紹介します。※本記事はあんしん漢方の監修記事になります。

Contents 目次

いつも同じタイミングでニキビができる…

ニキビ肌の女性

同じ時期にくり返しできるニキビはありませんか?
これは単なる偶然ではなく、体内のリズムやホルモンバランス、生活習慣と関係しているといわれています。とくに女性は月経周期やストレス、睡眠不足などで内側のバランスがくずれやすく、肌に影響が出やすいのです。こうしたくり返すニキビは、肌表面をケアするだけでは改善しにくいことがあります。

その不調とニキビ、つながっているかも!?

東洋医学では体の不調は「気・血・水(き・けつ・すい)」のバランスが基本とされており、なかでも「血」の巡りが悪くなる状態を「瘀血(おけつ)」といいます。瘀血とは、血が滞りやすく、体の隅々までうまく巡らない状態のことです。血行不良や代謝の低下、冷えが慢性的にあると、老廃物や不要な熱がこもりやすくなると考えられます。

ニキビはこうした“熱がこもって滞る”ことが肌表面にあらわれたサインともいえるのです。
瘀血があると、肌のターンオーバーが乱れやすく、同じ場所にくり返しニキビができる原因になるともされています。つまり、ニキビは単なる肌トラブルではなく、体の内側からのサインとしてとらえることが大切です。

今日からできる「瘀血」ケア

湯たんぽで足元を温める女性

瘀血の改善を意識することで、体全体の巡りがよくなり、肌トラブルの根本的な改善につながる可能性があります。ここでは今日からできる3つのケア法を紹介します。

まずは「冷やさない」を意識する

体が冷えると血流が滞りやすく、瘀血の状態を悪化させてしまうかもしれません。
「靴下の重ねばきや腹巻きを使用する」「温かい飲みものをこまめにとること」などを意識して、体を冷やさないようにしましょう。冷えをとり除くことで、血液がスムーズに巡りやすくなり、肌の代謝も整いやすくなりますよ。

食べ方を少しだけ意識する

食事は体の内側の“巡り”を左右する大きな要素です。東洋医学ではバランスのとれた食材や温性の食べものが巡りを助けるとされます。たとえば、しょうがやにんにくなど体を温める食材を日常にとり入れるとよいでしょう。
また、油っぽい食事や甘いものの過剰摂取は熱を生み出しやすく、瘀血やニキビの悪化につながることもあるため注意が必要です。食事後にだるさや重さを感じる場合は食べ過ぎのサインなので、腹八分目を意識してみましょう。

夜は「何もしない時間」を5分作る

現代人は常に何かをしていることが多く、休む時間が減りがちです。寝る前の5分だけ、スマホやテレビを消して深呼吸をするだけでも副交感神経が優位になり、体がリラックスしやすくなります。リラックス状態は血流をよくし、代謝を高める効果があるため、ニキビや肌あれ解消に効果が期待できます。

巡りを助ける漢方薬のインナーケアもおすすめ

ニキビケアには、漢方薬の服用もおすすめです。体質に合わせて選ぶことで、血流や心身のバランスを整えて、ニキビができにくい体作りの手助けとなるでしょう。

<ニキビにお悩みの人におすすめの漢方薬>
・桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)
血流を改善して肌に栄養を届け、水分代謝をよくして肌のターンオーバーを正常化する漢方薬です。シミやニキビに用いられます。

・十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
体にこもった熱を発汗させ、血流をよくし、排膿を促し、皮ふの炎症や腫れやかゆみを抑える働きがある漢方薬です。ニキビ、蕁麻疹などに用いられます。

・清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
体内にこもった熱を冷まし体表の熱を発散させたり、排膿を促したりして、皮ふの炎症や膿を改善する漢方薬です。ニキビ(もしくは、顔面・頭皮の湿疹や皮ふ炎)に用いられます。

漢方薬を選ぶときには、その人の状態や体質に合ったものを選ぶことが重要です。うまく合っていないと十分な効果を得られず、場合によっては副作用が生じることもあります。

自分にぴったりな漢方薬を見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめ。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、相談してみるのもいいでしょう。漢方に精通した薬剤師があなたに適した漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれますよ。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zd8fytt0055&utm_source=fytte&utm_medium=referral&utm_campaign=260225

気になるニキビには体の内側からもアプローチを

瘀血という東洋医学の考え方を知ることで、ニキビをただの肌トラブルとして見るのではなく、内側のサインとしてとらえる視点が持てます。冷えや食事、休息といった日常のちょっとした工夫を積み重ねることで、体と肌の巡りが整い、ニキビが気になりにくい状態に近づくでしょう。ぜひ今日からできることをムリなくとり入れてみてください。

<この記事の監修者>

水谷優実さん

水谷優実(みずたにゆうみ)薬剤師・美容薬剤師

薬学の知識と美容の専門性をかけ合わせた視点で活動する美容薬剤師。
流行に左右されず、科学的根拠を大切にした美容を発信している。
肌や体の仕組み、成分の働きを専門知識を活かして正しく見極め、安心して続けられるケアを提案。フェイシャルエステサロンの運営も行い、医療の知識とサロン現場での経験を活かしながら、美しさを内側から育てるサポートをしている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21133zd8fytt0055&utm_source=fytte&utm_medium=referral&utm_campaign=260225

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