海に、プールに、本格的に外へ出かける真夏を目前にして、そろそろ水着を買いにいく人や、手持ちの水着を試しに着てみて「このままじゃヤバい!」と、鏡に映った自分へ危機を感じている人もいるはず。
そんな危機感から焦ってダイエットを始めても、付け焼刃になることなんて承知の上。だからといって、何もしないまま水着を着るのはちょっと気がひける…という女性は必見!
数々のミスコンを受賞し、水着審査をクリアしてきたモデルの成田美織さんに、水着を着る直前に始めてよかった美容法を、教えていただきました。
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ストレッチポールで、水着姿を美しく強化
姿勢はとても大切です。普段から気を付けていても、水着になると猫背が目立ちがちになります。
そこで、ストレッチポールを活用するのがおすすめです。
ストレッチポールの上に、背中をのせるように寝ると、主に仙骨、胸椎、頭蓋骨の3点に自重が掛かるようになります。
これにより、本来の自然なS字カーブを描いた背骨をとり戻すことができます。
また、肩や肩甲骨の筋肉をゆるめることで呼吸が改善され、全身に酸素がまわるようになります。
姿勢がよくなると、バストをより美しく見せることができますし、ストレッチポールを使って骨盤の筋肉をゆるめることで、体幹や全身の立ち姿を改善することも。
体幹が整うと、全身のバランスがよくなるので、遠目から全身を見たとき、美しいプロポーションを表現しやすくなるのですよ。
私は、お風呂上がりや寝る前に、いつもストレッチポールを活用しています。 姿勢だけでなく肩甲骨まわりや首、股関節などをやさしくストレッチしてから寝ると体がすっきりするのでおすすめです。(成田さん)
美ウエスト強化で、水着姿に自信を
最近は、 “腹筋女子”という本やワードが話題になるほど、お腹を引き締めるために筋トレにとり組まれる女性が多いと思います。しかし、なかにはタイトスカートをはいたときにポッコリお腹が目立ってしまって、残念なシルエットになってしまうという人もいますよね。
普段の洋服であれば、フレアスカートに切り替えるなど、選び方次第で美しいラインを魅せることもできますが、水着になると、とくにセパレート水着は隠しきれないので、水着になる直前でもボディメイクをするに越したことはありません。
そこで、水着になる前日だとしても、お腹周りのトレーニングをすることをおすすめします。
少しキツめに、腹筋をやることがポイントです。翌日、筋肉痛で少し痛くなるくらいがベスト! そうすることで、自然とお腹に意識が向き、美しいウエストラインを保つことができます。(成田さん)
「自分の体に無関心になることは、ボディラインがいつの間にか崩れる原因になります」と成田さん。
水着になる直前に「どうしよう!」と焦らないためにも、成田さんが日々実践しているこれらのトレーニングを、今からでも始めてみてくださいね。
取材・文/高田空人衣