梅雨明けして、いよいよ夏本番の日本。
夏らしい装いをするようになると、メイクにも夏らしさをとり入れたくなりますよね。
夏メイクといえば、ラメやパールを使ったものが定番ですが、ヘアメイクアーティストの木村旭宏さんによると、ラメやパール入りのコスメは、小顔メイクをする上で、とても効果的なコスメなのだそう。
そこで、今夏トレンドを意識した、ラメやパール入りコスメを使った小顔メイクの仕方を、木村さんに教えていただきました。
Contents 目次
夏メイクに必須!ハイライトとチークの使いかた
小顔に見せるためには、頬やTゾーンを主に明るくして前にだす“ハイライト効果”がとても効果的です。そのため、ラメやパール使いのコスメを使用する際、必ずこの2か所を中心に使ってください。
ありがちな失敗は、フェイスラインなどにつけすぎること。逆に顔が広がって見えてしまうので要注意ですよ。
実際のつけ方ですが、「Tゾーン」「頬骨」「あご」の3点の一番高いところの中心に塗って、立体感をだしていきます。細かなパールが入っているハイライトを使ったときは、塗ったあとにブラシで軽く磨くだけでとても自然なツヤ感がでます。
さらに、そこにプラステクニック!
潤った血色を与えてくれるクリームチークを使うと、肌の内側から透き通るような艶肌を演出できますよ(木村さん)
夏の小顔アイシャドウメイクの仕方
アイシャドウはというと、潤いが長続きしてラメが長時間ヨレずにフィットしてくれる、ジェルタイプのアイシャドウを使うのがおすすめです。
このタイプのアイシャドウは、大きなラメをつけたい女性や、乾燥肌ですぐラメが落ちてしまう女性にもおすすめなんです。
とくに今夏は暖色系の赤、オレンジがイチ押しです。
つけ方としては、まぶたの真ん中や目頭の下だけつけてあげると、自然な立体感が生まれて、素敵に仕上がります(木村さん)
夏の小顔リップメイクの仕方
リップメイクは、今人気のウォーターティントなど、落ちにくく、発色がしっかりしたリップを使うのがおすすめです。
そして、唇の立体感づくりが夏の小顔メイクにおいてポイント。
唇の真ん中に艶のあるグロスを軽くつけて、口角が消えるようにぼかしましょう。そうすることによって、唇の艶やかな立体感がプラスされるのです(木村さん)
最後に、「どのアイテムもつけすぎると、顔を大きく見せたり、テカって見えてしまうので気をつけて」と木村さんからアドバイス。
ぜひこの夏のメイクの参考にしてくださいね。
取材・文/高田空人衣 イラスト/中村奈々子