冬のコート、何を買おうか迷いますね。トレンドは移りゆきますが、流行りのコートを着ても「なんだか似合わない...」という経験はありませんか。
今回は着やせが叶う骨格診断から、ストレート、ウェーブ、ナチュラルの3タイプ別に似合うコートをご紹介していきます!
二神弓子さんの著書『骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール』(西東社)からお伝えします。
Contents 目次
筋肉や脂肪のつき方で3つのボディタイプに分かれる
骨格診断では持って生まれた体の質感やラインの特徴から、自分自身の体型を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることが出来ます。ストレート、ウェーブ、ナチュラルの3タイプに分類され、太っている、やせている、年齢、身長などは関係ありません。どんな人でも自分に似合うデザインと素材を知ることができ、ファッションでその人の魅力を引き出すことができるのです。
ストレートタイプ
厚みを感じさせるグラマラスなメリハリボティ
体全体に立体感があり、筋肉も感じさせるメリハリのあるボディです。どちらかというと上重心。肌に弾力とハリがあるのも特徴。
立体的で厚みがあり、グラマラスな体のストレートタイプには、飾りをおさえた、シンプルでクラス感のあるファッションが似合います。高級感のある上質素材のアイテムを選び、ボリュームが出ないよう、Iラインのシルエットを作るようにすると◎。上品ですっきりとしたコーデが魅力を引き立てます。
ウェーブタイプ
華奢で厚みがなくやわらかな曲線のボディ
ウェーブは体はうすく、華奢で、やわらかな曲線を描くボディが特徴です。どちらかというと下重心。肌は筋肉よりも脂肪を感じさせるソフトな質感です。
華奢な体には、さみしくならないように装飾的なファッションが似合います。ソフトな肌質に合う、うすくやわらかい素材で、体の曲線やウェストのくびれを強調するスタイルを作りましよう。上半身がうすく、下半身が重くなりがちなので、上重心にコーディネートを作ります。
ナチュラルタイプ
フレーム感のあるスタイリッシュボティ
筋肉や脂肪があまり感じられない、スタイリッシュなボディ。骨が太く大きく、関節も目立ちます。全体的に四角形のようなフレーム感があります。肌の質感は個人により違いがあります。
体のフレームがしっかりしていて、すらりとスタイリッシュなラインを持ったナチュラルタイプには、肩の力が抜けた、カジュアルでリラックスしたファッションが似合います。ゆったりとした、作り込みすぎないコーディネートが大人な魅力を引き出します。
ストレートに似合うコートは、きれいめスタイルでIラインを意識
ストレートタイプの人は、シンプルなデザインで飾りの少ないものが似合います。きちんと感のあるもので大人っぽくクラッシィに決めましょう。
1 チェスターコート
きれいめコーデに合うチェスターコート。ストンとした形のもので程良いかっちり感があるものが似合います。
2 ボリュームの出にくいダウンコート
暖かく軽いことで人気のダウンコート。着太りしたりして野暮ったくなりやすく、ダウンコートでおしゃれに見せるのはなかなか難しいですね。
上半身にボリュームが出やすいストレートタイプはダウンコートはボリュームの少ない狭いステッチ幅のものを。カジュアルになりすぎないように大人っぽくコーデしましょう。
ウェーブタイプは首もとが開きすぎないデザインで華奢に見せる
1 Aラインコート
きれいなネックラインを強調する、首もとが開きすぎないラウンドネックが◎。
ミニ丈かひざ下丈でフェミニンな印象のAラインデザインが似合います。素材も柔らかい質感のウールやアンゴラにしましょう。
2 ダウンは短め丈で
下半身にボリュームが出やすいウェーブタイプの人。ダウンコートは顔まわりにボリュームが出るようなデザインで、腰骨あたりくらいの短め丈がグッドバランス!
ナチュラルタイプはざっくりラフな雰囲気が素敵
1 ダッフルコート
カジュアルな雰囲気のダッフルコートがよく似合います。ほかにはゆったりしたムートンコートやラップコートも◎。
オーバーサイズでユニセックスなデザインがぴったり。ざっくりとラフに着られるサイズを選びましょう。
2 スポーティデザインを取り入れたダウンを
カジュアルがお得意のナチュラルタイプの人は、アウトドアでも使えそうな、カジュアルでスポーティなデザインが似合います。
ひざ丈くらいの長めでボリュームがあるものを。フードも大きめが似合います。
冬のコートはコーディネートの要。コートがお洒落にきまるかどうかで全体の印象も大きく変わりますよね。
まずはこのようなデザインから探し、顔に当ててみて顔色が映える色を選びましょう。コートをお探しの方はぜひ参考にしてみてください!
参考書籍
二神弓子著『骨格診断×パーソナルカラー 本当に似合う服に出会える魔法のルール』(西東社)
文/庄司真紀