いつまでも美しく、キレイでありたいと思いながら、日々のスキンケアをおこなっているみなさん! 若い頃には気にならなかったくすみやシミ、シワ、たるみをなんとかしたい!そろそろ美白やリフトアップケアが気になる!と感じる方も多いのではないでしょうか?
今回はエステティシャンである筆者がご紹介する自宅でできる美白、リフトアップにアプローチするセルフエステ法をご紹介します。
Contents 目次
クレンジング、洗顔、プチプラアイテムを使って角質ケアパック
クレンジングでメイク汚れをていねいに浮かすように洗い、しっかりと泡立てた洗顔で残った汚れや皮脂汚れを洗いましょう。日々、クレンジングや洗顔をおこなっていても毛穴の奥にファンデーションが残り、酸化すると黒ずみや皮脂づまりの原因になったり、色素沈着やくすみ、シミの原因にも。
特にオススメなのが、酵素や炭、クレイが配合されている洗い流すタイプのクリーム系のパックや粉末を水で溶かすものがいいでしょう。混ぜたりするのが面倒だと思う方はプチプラアイテムでも炭成分を配合した炭酸バブルパックがオススメです。
クレンジング洗顔で落ちきれない毛穴汚れをリセットする習慣によって古い角質を取り除くことで、お肌のキメを整えたり、お肌のターンオーバーが高まることでくすみなどにも効果的です。スキンケアの浸透もよくなるので週に一度~10日に一度のペースで角質ケアパックをおこなうことがオススメです。
コロコロアイテム、ハンドを使ってフェイシャルマッサージ
100円ショップやバラエティショップでも売っているコロコロアイテムを使って入浴中にマッサージをしたり、手を使ってフェイシャルマッサージをおこなうことでむくみや老廃物を流しましょう。スッキリとシャープなフェイスラインがつくれます。
必ずオイルやクリームを塗布してからすべらすようにマッサージを行うことがポイントです。
(1)あごから耳のつけ根に向かって指の腹を沿わせるようにフェイスラインを流しましょう。
(2)小鼻から噛み合わせを通り、耳に向かって流しましょう。
(3)鼻のつけ根から目の下を通り、こめかみに向かって流しましょう。
この(1)~(3)をゆっくりと10回くり返しましょう。
(4)こぶしをつくり、指の関節を使いながらフェイスラインから頬全体をほぐすようにマッサージしましょう。
(5)眉頭に薬指、眉山に人さし指を沿わせ、眉毛の筋肉を持ち上げましょう。
(6)そのままおでこを通り、髪の生え際に向かって持ち上げましょう。
(7)お顔全体のツボを押していきましょう。
あご裏、口下、口角、小鼻の横、頬骨の下、噛み合わせ、目頭の下、目尻、こめかみ、眉頭の下、眉山、眉尻、おでこ、生え際など、じんわりていねいに押してください。
化粧水、美容液、シートマスクのつけ方
毛穴ケア、リンパを流しただけでもお肌の透明感やスッキリ感があると思いますが、角質の潤いを保つためにはスキンケアが必要です。
くすみやシミが気になる場合はビタミンC誘導体やハイドロキノン、アスタキサンチンなどの美容成分が含まれているスキンケア、シワやエイジングが気になる方はヒアルロン酸やコラーゲン、コエンザイムQ10などの美容成分が含まれたスキンケアを選びましょう。
コットンに化粧水をたっぷりとり、お肌にやさしく重ねるようになじませます。一度だけではなく2~3回コットンに化粧水を取りたっぷり化粧水を浸透させることで角質に水分が行き渡ることでお肌が潤いふっくらします。
美容成分が含まれた美容液と同じような役割を持つ、シートマスクはとても活用できます。
シートマスクをつけるときはお顔の中心からのせて、押さえながら外側に向かってお肌に密着させましょう。できるだけ空気を抜きながらピタッとのせることがコツ。のせた後にフェイスラインをグッと持ち上げるように切り込み部分を引っ張るとより効果的です。
シートマスクは約10分をめどにはずし、乳液、クリームをやさしく丁寧に重ねるようにプレスしながら重ねましょう。
このようにプチプラアイテムを取り入れたり、ドラックストアで売っているスキンケアコスメでもつけ方やケアの仕方のコツを知っておけば効果がグンとアップしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
写真・文/寒川あゆみ