めん棒マッサージでスッキリ足首に。キュッと引き締まった足首を目指しましょう。
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めん棒マッサージでスッキリ足首に
「キュッと引き締まった足首は美脚の象徴。『象足』と呼ばれるように足首にくびれがないのは、水分が停滞しているのが原因です。とくに、鏡で見たときに、アキレス腱が埋まっている、足首をまわしてみて、まわしづらいと感じる。そんな状態の人は、足首にかなり水分がたまっています。そこで、マッサージは水分をリンパ節へ流し込むように行うのがポイント。1回のマッサージでも足首のむくみがとれて、すっきりしてくるのを実感できるはずです」(鈴木きよみさん)
足裏のここを押す!
水分代謝にかかわる内臓のゾーンを刺激し、滞ったリンパの流れをスムーズに。水分の排出力を高めます。
<押し方>
- 片足の足裏の「腎臓」のゾーンに反対側の手の指角(※)を垂直にあてて力を入れる。グイっと指角を上に持ち上げたら、体重をかけながらかたい部分がなくなるまでしごいていく。
- 「輸尿管」から「膀胱」のゾーンにたどりついたら、ゆっくりと3秒押す。反対側の足も同様に。
(※)利き手の人さし指の第二関節を曲げ、反対の手の親指の付け根にかけてつくる。
水分をリンパ節へ流し込んで!足首のマッサージ
それでは、足首をスッキリさせるために効果的な「めん棒ダイエット®」のやり方を紹介していきます。注意事項をよく読んでから、始めてみましょう。
<注意事項>
- 食後30分以内は控える
- 妊娠中、または病中・病後の方は、医師と相談してから行う
- マッサージ後は十分な水分を摂る
- めん棒は、足裏以外は皮膚に直に当てずに、衣服の上からマッサージを行う
- 力加減はイタタッと声が出るくらいの強さが目安、いた気持ちいいに変わるまで行う
- 打ち身のような痛みを感じたら、その部位の刺激は避ける
- 一度に30分以上は続けて行わない
1)足首をめん棒で押す
片脚のひざを軽く曲げ、反対側の脚は伸ばして座る。めん棒を順手に持ち、足の甲と足首の境目の中心部分を、めん棒でゆっくりとさすり上げる。反対側の脚も同様に。
2)ふくらはぎをまんべんなくさすり上げる
1と同じ姿勢で座り、片脚を軽く上に上げる。めん棒を逆手に持ち、足首からひざ裏に向かって、強めにさすり上げる。このとき、ひざ裏に老廃物を流し込むイメージでさすり上げるのがポイント。ふくらはぎの内側、外側も同じ要領でまんべんなくさすり上げる。反対側の脚も同様に。
3)ひざ裏からヒップまでさすり上げる
2と同じ姿勢で座り、ヒップを軽く浮かせる。めん棒を順手に持ち、ひざ裏からヒップの上まで、太ももの裏側のぜい肉を持ち上げるようにめん棒で強めにさすり上げる。反対側の脚も同様に。
4)太ももの前側をさすり上げる
1と同じ姿勢で座る。ひざ上から脚のつけ根に向かって、太ももの前側をめん棒で強めにさすり上げる。太ももの外側、内側も同様に脚のつけ根に向かってめん棒でさすり上げる。反対側の脚も同様に。
「水分の排出をよくするために、マッサージ前に足湯で足を温めたり、足首をまわして関節をやわらかくすると効果を高めることができます」(鈴木きよみさん)
いかがでしたか? 足首がむくんでいるだけでいつもより脚全体ががっちりと太くなったように見えてしまうもの。スラッとほっそり見せを目指すなら、まずはスッキリとした足首を手に入れましょう!
【関連リンク】
・「めん棒ダイエット®」が体験できる講座
撮影/山上忠 モデル/土屋ひかる ヘア&メイク/斎藤節子 文/FYTTE編集部 衣装協力/ニューバランス