スラッとした美脚を思い浮かべて憧れてみては、ひざの上にのっかる余分なお肉の存在を鬱陶しく思ったり。なんだか老けた印象も持たれやすいひざのたるみ。これってどうにかなるの? 「めん棒ダイエット®」考案者 鈴木きよみさんに解決策を教えていただきました。
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ひざ上のケアは顔と同じように刺激して持ち上げて!
「脚でいちばん年齢があらわれるのがひざの上。ひざにのった、たぷたぷのたるみは、顔のリフティングケアと同じように、刺激して持ち上げていくことでサイズダウンができます。また、20代でひざまわりがたるんでいる人は、水分の蓄積が原因です。手で触れてひざが冷たい人は、太りやすいので、注意しましょう。
どちらにしても、ひざのたるみは水分の蓄積が原因。ひざの周辺のたるみを引き上げながら、ひざ周辺が温かくなるまでマッサージを行うことがポイントです。ふだんから脚のむくみが気になる人も、ひざの水分が抜けると脚が軽く感じられるようになります」(鈴木きよみさん)
足裏のここを押す!
ぜい肉をつける原因となる老廃物をためこまないよう、ひざの疲れをとるのに効果的。
<押し方>
- 片足のかかとを同じ側の手の親指以外の四指で支え、足の小指の下の側面にある「ひざ」のゾーンに親指をあてる。
- かかとに向かって、親指の腹でさする。反対側の足も同様に。
めん棒を使ってひざのたるみを引き上げる
それでは、ひざのたるみに効果的な「めん棒ダイエット®」のやり方を紹介していきます! 注意事項をよく読んでから、めん棒を用意して始めてみましょう。
<注意事項>
- 食後30分以内は控える
- 妊娠中、または病中・病後の方は、医師と相談してから行う
- マッサージ後は十分な水分を摂る
- めん棒は、足裏以外は皮膚に直に当てずに、衣服の上からマッサージを行う
- 力加減はイタタッと声が出るくらいの強さが目安、いた気持ちいいに変わるまで行う
- 打ち身のような痛みを感じたら、その部位の刺激は避ける
- 一度に30分以上は続けて行わない
1)ひざの内側・外側をさすり上げる
片脚のひざを軽く曲げ、反対側の脚は伸ばして座る。めん棒を順手に持ち、ひざのお皿の外側を強めにさすり上げる。お皿の内側も同様にめん棒でさすり上げる。反対側の脚も同様に。
2)ひざ下のたるみを引き上げる
片脚のひざ下からひざ上まで、ひざの皿の下にあるたるみを引き上げるようにめん棒で強めにさすり上げる。反対側の脚も同様に。
3)ひざ上のたるみを引き上げる
片脚のひざからひざ上10cmまで、ひざの皿の上にあるたるみを引き上げるように、めん棒で強めにさすり上げる。反対側の脚も同様に。
4)ひざ裏をまんべんなくもみほぐす
めん棒を逆手に持ち、片脚のひざ裏にめん棒をあて、ひざ裏を軽くさすり上げる。かたい部分がなくなるまで念入りに。反対側の脚も同様に。
いかがでしたか?ただふくらはぎや太ももをサイズダウンさせるだけではなく、ひざの上もスッキリさせて、正真正銘の美脚を目指しましょう!
【関連リンク】
・「めん棒ダイエット®」が体験できる講座
撮影/山上忠 モデル/土屋ひかる ヘア&メイク/斎藤節子 文/FYTTE編集部 衣装協力/ニューバランス