突然ですが、あなたは帽子が好きですか? 日常の着こなしに、帽子はとりいれていますか?もし、「私には帽子なんて似合わない!」と思い込み、帽子嫌いになっていたとしたら、それはとてももったいないこと。なぜなら帽子は、厚手の服を着る機会が増えるこれからの季節、おしゃれアイテムとしてだけでなく、小顔に見せる機能性を満たした便利アイテムだからなのです。そこで今回は、顔型を決して選ばず帽子の小顔力をパワーアップしてくれる、ヘアスタイルとのベスト相性を、ヘアメイクアーティストchihoさんが教えてくれました。
Contents 目次
■:帽子の種類も選ばない! 帽子スタイルにベストなヘアスタイル
「無造作シニヨン」は、簡単なのにこなれて見えて、さらに帽子の種類も選ばないベストなヘアスタイル。
<キャップでも…>
<キャスケットでも…>
<1>まずは毛先だけアイロンやホットカーラーで巻き、下準備を。
<2>低めの位置でポニーテールをつくったら、帽子がキャップの場合はアジャスターの位置で髪を結び、アジャスターの穴から毛束を出します。
<3>あとは、毛束の根元を内側へくるっと入れて、シニヨンを作るだけ。毛先は出したままで完成なのです。
小顔に見せるポイントは、仕上げにあります。
それは、ワックスを毛先につけてボリュームが出るようにすることです。
前から見たときにふんわり見せながら、耳の上の毛をひっぱり、耳の半分は隠すようにしましょう(chihoさん)
■:ハットがベスト!小顔に見える、サイドくるりんぱ
ハットがとくに小顔に見えるヘアスタイルは、「サイドくるりんぱ」。
<1>耳うしろの襟足付近で、ゴムでしっかり髪を結います。
<2>くるりんぱをしたら、耳上の毛を少し引き出し、耳を半分程度隠すようにします。
<3>前髪は、ななめにつくるとバランスよく、小顔により見せることができます(chihoさん)
■:キャスケットにニット帽…秋冬の定番帽子が引きたつヘアスタイル
ほどけそうでほどけない、無造作ヘアである「ゆるゆる三つ編み」は、トレンドのキャスケット帽や大人から子どもまで人気のニット帽に合い、小顔効果も得られるヘアスタイル。つくり方だって、こんなに簡単なんです。
<1>顔のサイドにあるおくれ毛は、目尻か頬骨にかかるくらい、多めにとっておきます。
<2>髪全体をざっくり2つにわけて、キツめに編み込んでいきます。
<3>編み込んだ部分の外側の毛のみをつまんで引き出し、三つ編み自体のボリュームを出していきます。
ここで小顔力アップのポイント。
三つ編みの毛先は外巻きにすると今っぽくなります。
そして、最初にとっておいたおくれ毛。これを頬骨にかかる位置で必ずおろすようにしてください。これがあるだけで小顔効果がアップします(chihoさん)
ハットやキャップ、ニット帽など、定番の帽子とベスト相性!小顔に見える帽子ヘアスタイル集。
帽子があるからこそ、100%完璧にできなくても十分素敵に見えるのですから、ぜひ挑戦してみてくださいね。
取材・文/高田空人衣 イラスト/中村奈々子