寒い季節が続き、肌の乾燥を感じやすいのではないでしょうか?その中でもひざまわりや足のすねがカサカサしてかゆい‥ひび割れて粉が吹くなんてことはありませんか? そうならないためにエステティシャンである筆者がおすすめするボディケア法をご紹介します。
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■なぜひざまわりや足のすねが乾燥するの? カサカサかゆい、粉が吹く原因とは?
寒い季節が続くことで外の気温が下がり、空気中の水分が減ることで冷たい外気にさらされる肌の水分までもが奪われます。そして、肌の乾燥を感じやすくなります。
また冬場は、冷え切った体を温めようと夏に比べて給湯の温度が高くなっていることで皮脂が奪われて肌を乾燥させやすかったり、防寒対策で身につけているタイツや下着などの繊維摩擦によって肌が乾燥したり、かゆみが起きている場合があります。
■エステティシャンおすすめボディケア法
(1)部屋の湿度を保とう
寒い季節は暖房器具が離せません。それらの暖房器具を使うことで気温や室度が高まりますが、同様に意識したいのが「湿度」。乾燥からお肌を守るためには部屋の湿度を60%にすることを意識しましょう。加湿器や水で濡らしたタオルを部屋に干しておいたり、水を張ったボウル置いておくなど、カラカラに乾燥しないようにしましょう。
(2)インナーや肌に直接触れる素材は綿を意識しよう
ナイロンやアクリル素材などの化学繊維が肌に直接触れると肌の水分を奪い、かゆみが起きやすくなります。そうすると無意識にかいてしまってかゆみや炎症の悪化につながるだけではなく、肌を傷つけてしまう原因になります。
(3)お風呂上がりはタオルドライ後に化粧水+オイルケア
お風呂上がりや手を洗った後などは必ずタオルで水分を吸収しましょう。水分が残ったまま乾燥した空気に触れて放置すると、空気中に水分がどんどん奪われて肌が乾燥します。
お風呂上がりはお湯を使うので余計に肌へのダメージが大きいので、化粧水をさっと塗った後にオイルを塗るのがオススメ。乾燥が強すぎてかゆみや粉が吹いている状態のときは油分だけではなく、水分と油分を補うことを意識しましょう。
オイルはホホバオイルやアルガンオイルなどが皮脂成分に似ていて保湿力も高いのでおすすめです。
(4)就寝前や外出前にはさらにボディミルクをプラスして
寝ている間に肌を修復したのもつかの間、外出することで、また外気に触れ、乾燥が増しますよね。そんなときはオイルケア+ボディミルクがオススメ。オイルによって角質をやわらかくした後にテクスチャーのやわらかいボディミルクによって肌内部の保湿を長時間キープしましょう。
体の乾燥や手の乾燥といえばボディクリームを選びがちになりますが少しカサつく程度ならともかく、かゆみや粉が吹いているといった進行している状態は水分も油分も一気に低下している状態です。
そんなときは化粧水によって水分量を高めてからオイルやボディミルクといった肌に浸透しやすい油分を重ねることがポイントです。ぜひ参考にしてみてはいかがですか?